恋愛における「バイキルト」型と「ルカナン」型

2019-12-25

当ブログを読んでくださりありがとうございます。

「バイキルト」「ルカナン」は、ともにゲーム「ドラゴンクエスト」の呪文で、前者が「自分の攻撃力を2倍にする」、後者が「相手の防御力を下げる」という効力があります。

ドラクエが分からない方にも読めるように書いています。

恋愛において、多数派ではありませんがこのどちらかを使って意中の相手をゲットしている人がいるので、それについて解説させていただきます。

ちなみに「ゲット」という表現をしましたが、分かりやすくすることが目的で、私は相手を「獲物」とは捉えていません。

基本的に男性側目線の話になります。

「バイキルト」型

「バイキルト」と言っても、実際には攻撃力を増やすというよりは攻撃に特化したタイプです。

世の中には「ロールキャベツ男子」なんていう、隠れ肉食男子もいるようですが、バイキルト型は隠すつもりも誇張するつもりもない自然で生粋の肉食です。

それにしてもロールキャベツって…

隠れ肉食って、羊の皮をかぶった狼ってことですよね。

ロールキャベツだと、捕食の対象が「野菜の皮をかぶった肉」なのでおかしい気がするのですが。ロールキャベツに見える男子ではなく、ロールキャベツを食べる男子ということか?でもそれだとロールキャベツは女性ということで…

ま、いっか。

で、バイキルト型には大雑把に

  • (異常な攻撃性という意味で)ほとんどカマキリ
  • 目的以外のいろんなことが「関係ない」「気にしない」
  • 一点突破型
  • 結婚しても基本は変わらない
  • モテる(多くの異性に認めてもらえる)必要はない

上記のような特徴があります。

例えばどんな人かというと、

まず「ある女性を狙っていることについて誰に知られても構わない」という強烈な強さがあります。

この強さ、持っていない人にとってはとても大事な強さ(恋愛弱者を抜け出すための1つの壁)になると私は考えています。

彼らはどんな相手であれ、どんな場所であれ、誰が見ていようがその女性にガンガン話しかけます。

誰から見てもその女性を狙っているのが一目瞭然です。

相手が一般的な高嶺の花だろうが、自分が一般的にショボかろうが関係ありません。

状況的に「その女性に話しかけるのはおかしい。下心しかないでしょ」という状況も関係ありません。

彼らにとっては周りの人の目は「宇宙の外側」つまり「関係ない」「存在しないに等しい」のです。

そして「狙った女性だけを捕まえられればいい」ので、本人の魅力、要するにモテる必要も意外とありません。

ただひたすらに狙った女性に突き進んでいくのみです。

猪突猛進!

相手がどんな防御力を持っていようともひたすら攻撃で貫きます。

顛末まですべて見届けたわけではありませんが、成功率は高いのではないかと思っています。

狙われた女性から見れば、「一途に思われている」「(こそこそしていないので)自信を持っている(ように見える)」、そして何より「自分のことを好きでいてくれている、のが分かりやすい」というのは大きな魅力でしょう。

バイキルト型の事例

バイキルト型という男性がいると分かってからは、私は比較的早い段階でそのタイプの男性を認識できるようになりました。

私がバイキルト型だと確信した人について少し書かせていただきます。

私が以前勤めていた会社の家族イベントに妻を連れて行ったことがあります。

私の妻は(私の感覚では)普通のメンタルでは話しかけられない外見と雰囲気を持っています。

そのような私の妻に(私のいないところで)話しかけた先輩が2人いました。

驚くべきは、その先輩2人は私と会社・仕事でほとんど接点がないことです。

私と接点がないのに、私の妻と何を話すのだろう…

後で妻に聞いてみると、「ブログ主君(夫さん)ってどんな人?あんまり仕事で接点ないんだよね」と話しかけられたとのことでした。

マイナスと思えることも、なんなくプラスにしています。

もう何でもありで、どこからでもシュートが打てる性格なのでしょう。

私の価値観では、接点がない同僚の奥様にいかなる話題でも話しかけることはできません。

争った場合、こういう男性には勝てる気がしませんが、その攻撃がその女性にハマる/ハマらないはまた別問題です。

バイキルト型の不思議

多少の趣味趣向はあるとしても、バイキルト型は多くの場合、その場にいる中で瞬発的に人気のありそうな女性を狙う気がします。

しかし、不思議とバイキルト男子の配偶者(嫁)についてはその傾向が当てはまらない気がするのです。

場合によっては失礼な言い方になってしまうので、婉曲的な表現とさせていただきます。

結婚については、その攻撃力で貫いたのではなく、女性側からアプローチがあったのでしょうか。

そのためなのか、バイキルト型の行動は結婚後も大きく変わらない気がします。

バイキルト型について長々と書いてしまいましたが、ほぼ普通の肉食男子でしたね…

ルカナン型

バイキルト型のほぼ対極に位置する男性です。

バイキルト型と違い目立たないため、ルカナン型と判定するのに少し時間がかかります。

ルカナン型の特徴としては、自分の攻撃力の低さを自覚しているのか隠しているのかは分かりませんが、限界まで相手の防御力を下げます。

多くの場合、「とにかく気が利く」「女性の兄弟(姉妹)がいる/いそう」「女性の気持ちが分かる」「生理にも精通している」「女子会にも呼ばれる/参加できる」などです。

男性という性をアピールせず、小さなツメと牙をギリギリまで隠し、持ち前の気遣いで「無害な味方」であることをアピールし、女性が構える城門を自ら開かせ、攻撃することなくいつの間にかぬるっと城に入り込んでいるイメージです。

最後の最後でどのような詰めを行っているのかは不明です。

一応まとめ

バイキルト型もルカナン型も一定数はいますが、多数派ではないと思っています。

どちらも「モテるかどうか」とは別次元で自分の性格や武器に合わせた戦い方をして、欲しいモノを得るために正しい努力をしているように見えます。

(それでも誰もが「運」というある程度以上に不安定なモノに乗っかっているとも思っています。)

性質が合わない人にとってはマネしたくてもできないでしょうが、いろんな人がいるという話でした。

私には「相手の防御力を下げる」という発想はありませんでしたので、気づいた時には興味深く感じました。

世の中にはもしかしたら思いもよらない方法で恋愛を成就させている人がたくさんいるのかもしれませんね。

例えばカラオケに持ち込んで歌声で魅了するなど、特殊な状況(自分の得意な特異なフィールド)に持ち込むタイプとか。

想像もつかないえげつない手法を用いている人もいるかもしれません。

「メダパニ」(混乱させる)型や「マヌーサ」(幻惑、暗いところなど視界の悪い場所で勝負する)型もいるかもしれませんが、「ラリホー」(眠らせる、デートレイプドラッグ)は犯罪なのでやめましょう。

私は結構、マヌーサ型の女性に引っかかりそうになるタイプかもしれません。

明るいところで印象違ったり、会うたび顔が変わる女性って、前回と同じ相手だという自信が持てず、違う意味で毎回ドキドキします。

待ち合わせでこっちから認識できず、「XXさんですよね?」と聞くわけにもいかず、メンタルを落ち着けるまでの間、毎回敬語に戻ってしまいます…

以上。

後記

最後までお読みくださりありがとうございます。

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