ハムスターで穴を掘る

2019-12-28

人によってはもしかしたら、胸糞(胸糞悪くなる気分の悪い話)の部類になるかもしれません。漫画「寄生獣」の主人公、泉新一よりちょっとドライ?な人の話です。

ある女性と「ハムスターを飼ったことがある」とかいう話になりました。

その女性のハムスターはゴールデンハムスターと言っていたので体長15cmくらいだったのではないでしょうか。

飼い始めてから数ヶ月で体調が悪くなり、近くの獣医さんに連れて行ったのですが、その甲斐もむなしく、すぐに亡くなってしまったとのことです。

おそらく2000円程度で購入したハムスターに獣医で9000円もかかったこと。それなのに回復しなかったこと。死んでしまい悲しくて泣いたこと。

そんなことを話してくれました。

話は埋葬にまで及びました。

女性:「ハムスターで穴を掘ったの」

私:「…」

私:「ん?」

私:「ハムスター『の』お墓を掘ったんだよね?」

女性:「そうだよ?」

私:「…」

私:「ハムスター『が』掘ったんじゃないんだよね?」

女性:「ハムスターはもう死んでるんだから、掘れないよ」

私:「そうだよね?」

私:「…」

私:「ハムスター『で』掘ったって言った?」

女性:「言ったよ」

私:「(待って待って、よく分からないな…)」

詳しく聞いてみると、掘る道具がなかったため、ハムスターのお墓をハムスター「で」掘ったとのこと。当時は100円ショップなども少なく、スコップは簡単に購入できなかったとは思いますが…

私:「ハムスターのどこで掘るの?」

女性:「牙とツメで」

と言って、その女性は両手を前に出す猫ポーズ?をして見せた。

(↑イメージ画像です。もっと適した画像を見つけることができず無念です)

私:「っていうか、掘れるの?」

女性:「意外と掘れるよ。死後硬直で硬くなってたし」

私:「そうなんだ…」

歯とかむき出しになりそうと思ったけど、大丈夫だったとのことです。

それにしても、これをどう解釈したら良いのだろう。

まるで漫画「寄生獣」の泉新一みたいじゃないか。

女性:「ハムスターの形をしたスコップだぉ」

とは言っていませんでしたが、ほとんどそういうことですよね。

ただ、その女性は獣医に9000円払ったことと泣いたことをアピールしていました。

そういうことではないんだけど…

以上。

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後記

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