セイコー ダイバーズウォッチの2秒運針
先日、所有しているセイコーの腕時計(クォーツ)が2秒運針になりました。
ここでは「2秒運針」について解説します。
2秒運針、さらに4秒運針の動画もありますので是非ご覧ください。
2秒運針とは
2秒運針というのは「秒針が、2秒に1回2秒分動く」ことです。
秒針が動く回数は半分に減りますが
1回で動く距離が2倍になりますので
腕時計として時刻が遅れたりはしません。
見映えは良くないですが、遅れないのでしばらくはそのまま使えます。
こちらが2秒運針の動画になります。
2秒運針は故障ではない
まず、2秒運針は「故障」ではありません。
あらかじめそのように設計されている「機能」になります。
2秒運針は電池交換のサイン
2秒運針になったということは、電池切れが近づいているサインになります。
2秒運針の目的はおそらく以下の2つだと予想しています。
- 電池の減りをユーザーに知らせる「通知機能」
- 秒針の動作回数を減らすことによる「省電力機能」
2秒運針になったら「電池が切れそうだから交換してね」ということです。
この腕時計は、前回の電池交換から約5年経って「2秒運針」になっていました。
動作環境によってはまた「1秒に1回1秒分」動く通常の運針に戻ることもありますが、通常運針と2秒運針を行ったり来たりしながら、最終的には2秒運針に落ち着きます。
2秒運針が2週間も続けば確実に電池は消耗しています。
ちなみに前回の電池交換はクロックハウスに持ち込んで、防水試験のためメーカー送付になり、納期2週間程度で4,500円程度でした。防水性能が300mと高いので電池交換のお値段も高くなります。
何秒運針かは腕時計によって異なる
今回のSEIKOクォーツでは2秒運針になりましたが、CHANEL J12 クォーツでは「4秒運針」となります。
この「X秒運針」の機能の有無や、「何秒運針なのか」は腕時計やメーカー、ブランドによって異なります。
CHANEL J12の4秒運針
2秒運針でも動作に違和感を感じますが、4秒運針の場合は違和感が際立ちます。
参考までに、CHANEL J12 クォーツの4秒運針の動画をどうぞ。
CHANEL J12 の「4秒運針」については当ブログ内の以下の記事があります。
余談~この腕時計について
このセイコーのダイバーズウォッチについて。
「ツナ缶」と呼ばれる、SEIKO の PROSPEX (プロスペックス)という商品だと思われます。
おそらく、40年くらい前の腕時計なのではないかと思っています。
私の方では商品名、リファレンスが分からなかったので、調べ方含め分かる方がいらっしゃいましたら教えてほしいと思います。
とても思い入れのある腕時計ですので、いつかレビュー書きます。
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以上。
後記
最後までお読みくださりありがとうございます。
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