レオパ 身体欠損が脱皮で回復・復活
まぶたが傷ついた
先日、飼っているレオパ（レオパードゲッコー：ヒョウモントカゲモドキ）の瞼（まぶた）の一部が欠けていることに気付きました。
分かりますでしょうか。
レオパ本人に特に変わった様子はありませんでしたので、痛くないのだと願っています。
傷ついた原因の予想については後述します。
脱皮で回復
私はレオパ全般のまぶたのラインが「とても美しい」と考えていますので、そこが傷ついてしまったことはショックでした。
手持ちのカメラでは接写が難しく、いい写真が撮れなかったのですが、まぶたに対して傷は結構大きく見えました。
実際には傷というよりは、「欠け」「へこみ」という感じでしょうか。傷口などはありませんでした。
もう回復することはないのだろうか
できれば脱皮で回復してくれればいいのだが
そう思いながらも、結構大きな傷でしたので、半分くらいは諦めており、これからの十数年を傷ついたまぶたのままで過ごすのかと落胆でした。
で、次の脱皮後。
見事に回復していました。
両生類であればこれくらいの欠損回復は「朝飯前」「お茶の子さいさい」「余裕のよっちゃん」なのでしょうが、爬虫類であるレオパにはなんとなく難しいと思っていたこともあり、その分も含めかなり嬉しいです。
生命の力強さを感じました。
以下、余談となります。
あばたもえくぼ 欠損まで愛す
痘痕も靨（あばたもえくぼ）
愛している相手について、欠点さえも長所に見えるということわざです。
今回、レオパのまぶたというかアイラインが傷ついてしまったことで、恥ずかしながら飼い主としてショックを受けていました。
「かわいそう」という気持ちもありますが「残念」という気持ちを持ってしまったのです。
申し訳ない。
そのような考えを持ってしまった自分ですが、レオパ愛好家には「素敵だな」と思わせられる考え方がありますので、それについて少し。
レオパには「自切行為」というのがあります。
自分の身に危険が迫ったときなど、自分の尻尾を自分で切るのです。
「トカゲの尻尾切り」というやつです。
現場を見たことはありませんが、おそらくレオパも相当痛いのではないでしょうか。尻尾を捨ててまで生きたい、と考えての結果なのかもしれません。
しかし、幸いなことにレオパは尻尾を再生することができるのです。
再生できるんだよ この程度 ならね♪
ドラゴンボール 31巻 P152
ただ、再生と言っても完全なる再生（元通り）ではなく、再生した尻尾（再生尾）については色や形が変わってしまい、再生尾となっているのが一目瞭然であることがほとんどです。
そのため、私は再生尾を見たときに（勝手に）痛々しい気持ちになってしまうのですが、「ヒョウモントカゲモドキと暮らす本」を読んだときに
再生尾の個体は、けっこう可愛い。不幸にも尾を自切してしまっても、大切に飼育してあげましょう
ヒョウモントカゲモドキと暮らす本 P13
的なことが書かれているのを読んで救われました。
痛々しいものと決めつけるのではなく、個性としてその部分も愛したいと思った次第です。
ちなみに
ヒョウモントカゲモドキの場合、自切した後に尾は再生されます。この尾は再生尾と呼ばれ、元通りの尾ではなく、突起状の鱗が目立たない、スベスベした表皮になることが多いようです。再生尾は意外にも愛らしい印象を与えてくれますが、当然のことながら、故意に自切させるようなことは、してはいけません
ヒョウモントカゲモドキと暮らす本 P13
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レオパは夢を見るのか
怪我の原因について。
我が家のレオパは割と活発なのではないかと思っています。シェルターの外で起きている時間が結構長いのです。ただし、走り回ったりはまったくせず「徘徊」という感じです。
我が家では、寿工芸のヒュドラケース 3120という約30cm×30cmのケースを使用していて、おそらくそれほど狭いということはないのだと思います。
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で、基本的には走るということはほとんどないのですが、これまでにケースの中を数周走っていることを何度か見かけました。１周１秒もかからないようなかなりのスピードで一気に２周とか５周です。
かなり興奮していたのでしょう。
ただ、走り出す原因が見当たらないのです。特別、音や光が変化したわけでもないのですが、夜中にいきなり走り出すのです。
個人的には、レオパが悪夢を見たのではないかと予想しています。
それしか思い浮かばないのです。
そして、このように走り回ったときにシェルターに顔をぶつけてしまったのが怪我の原因ではないかと予想しています。
以下、関係ない画像です。
以上。
後記
最後までお読みくださりありがとうございます。
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