人生初ヤンマ、それはルリボシヤンマ

2021-09-05

私は小さいころから昆虫が大好きで、これまでオニヤンマやギンヤンマなどヤンマ(ざっくり言うと大きいトンボ)は何度か目にしたことがあるのですが、捕獲したことは一度もありませんでした。

ここ数年、カラスアゲハを捕獲したい気持ちがあり、夏は虫取り網を車に常備していました。

それが幸いし、今回ルリボシヤンマと思われるものを捕獲できました。

↓目の部分の色が、ラムネのようで、ものすごく美しいです。

偶然、車の上を飛び回っているのを目撃。

高さ2mくらいで、ちょうど車くらいの大きさの長方形のような形で何度も同じ場所をグルグル回っていました。

上から見て時計回りでした。

4~5回は網を空振りしましたが、ヤンマはあまり気にしていないようでした。

ただし、網の空振りがニアミスのようにかすめるくらい近づいてしまうと、かなり遠くまで逃げて行ってしまいます。

(同じ個体かは分かりませんが)2回目に来たときに捕獲しました。

黒い車の上を飛びたがるんですかね。

羽が傷つかないように優しく持っているつもりです。

サイズ感が分かりづらいですね。

全長測るのを忘れてしまいました。赤とんぼの1.5~1.8倍くらい、大体10cmくらいだった気がします。8~9cmくらいかもしれません。

実物見ると、大きいんですよ。

捕獲したときに、首が160度くらい曲がっており、傷つけてしまったかと申し訳ない気持ちになりましたが、おそらくそうではないような気がします。

捕獲したときに必死で抵抗したのでしょう。

ほっておいて、最終的には元通りになりましたので、おそらく自分の意志で首を曲げたのだと思います。

無理矢理に首を戻そうとしなくてよかったと思います。

個人的に、蝶やトンボは飼えない昆虫だと思っていますので、昆虫ゼリーをあげて数時間以内にリリースしました。

元気がなくなっていたら申し訳ない、とも思いましたが驚くようなスピードで帰っていきました。

目測で秒速50mくらいに感じました。

北海道、特に札幌は大きなトンボはほとんど見かけません。

もちろん札幌にもいるのですが、ニセコとかの方が断然多い気がします。

これまでオニヤンマなどを見かけても、建物の2階から木に止まっているところをみたり(物理的に捕獲不可能)、網を持っていなかったり、何度も悔しい思いをしてきました。

また、Eテレの香川照之の昆虫すごいぜ!で、カマキリ先生がギンヤンマを捕獲した神業を見ながら驚きとともに悔しい気持ちにもなりました。

そんな私がこの度、この年齢にして初めてのヤンマを捕獲することができました。

飛び回っているルリボシヤンマの傍らで網を構える私。

「私に捕らせて!」という娘の声に、1度だけ網を振らせはしましたが、その後は聴こえないフリをしてでも捕獲できて本当に良かった…

自分の昆虫人生において、1つ階段を上り、1段高いステージに上がれた気がします。

昆虫、美しいですね。

以上。

後記

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