【レベルE】サゾドマ虫について

2019-12-01

サゾドマ虫ついて思っていることを書きます。

レベルE/冨樫義弘

まず、「サゾドマ虫」はHUNTER×HUNTER作者の冨樫義博氏が描いた「レベルE」という漫画の最終第3巻最終話に出てくる架空の生物です。

レベルEは、幽遊白書を終わらせてから、HUNTER×HUNTERを描き始めるまでの間の作品になり、かなり自由に描かれた好みの分かれる作品かと思います。

もしこれからレベルEを読む可能性があるのであれば、以下ネタバレになりますのでご注意ください。

ちなみに、私は「夢野九四郎 コンウェル星人」「マクバク族」「マグラ星」「サゾドマ虫」等の話が好きです。

サゾドマ虫とは

名称の由来はおそらく適当に「サド」「マゾ」のアナグラム(入れ換え)でしょう。

外見

気持ち悪いですね。

「突発性素行不良型生物群」と呼ばれる 無数の種類が混在する昆虫集団

ということですので、外見はバラバラになります。

いろんな気持ち悪い虫が混ざった大群ということです。

習性

一応、上記画像を文字に起こしておきます。

環境保護指定区

サゾドマ虫

不気味な形をしていますが

とても人なつっこくて無害です

ただし 虫を攻撃したり 逆に

嫌がって逃げたりする人間を見ると

喜んで 集団で抱きついてきますので

決して石を投げたりしないで下さい。

※虫達は 優しく微笑むと近寄ってきません

レベルE Vol.3 P218 by 冨樫義弘

要するに

要するにどんな虫かというと、

  • 逃げたり悲鳴を上げたり攻撃したりすると、大量の虫が群がってくる
  • 笑顔で近づくと、虫は逃げていく

見た目以上に、習性自体が気持ち悪い虫ですね。

人間だったら、人間関係絶対にうまくいかないでしょう。

HUNTER×HUNTERのパリストンに近い感じですね。

人は普通 愛されたり愛したりすると

幸せを感じるらしいですね

僕は人に憎まれると幸せを感じ

愛しいものは無性に傷つけたくなるんです

でも それって そんなにおかしい事ですかね?

HUNTER×HUNTER No.33 P53 by 冨樫義弘

ヤバい奴です。

私が気になったのは「繁殖」

私がこのサゾドマ虫が出てくる話を読んでいて気になったのは、作中の人物が以下のように述べていることです。

実は この昆虫

ぼくが作ろうとして

失敗した人工生命体に

そっくりなのだ

どうしても

繁殖プログラムが

うまく機能しなくて

断念したのだが

レベルE Vol.3 P219 by 冨樫義弘

通常、繁殖するためにはオスとメスが「近づく」必要があり、近づく場合「好意」という背景があり、その好意はなんらかの形でアウトプットされます。

例えば、人間が繁殖するために「男性による好意」が「女性を口説く」という形でアウトプットされます。

最も一般的な例としては、女性に近づきたい男性は好意を表現し、女性はその好意を嬉しく思い、それにより二人は近づくということです。

しかし、サゾドマ虫の場合は

  • 相手の嫌悪表現により近づきたくなる
  • 相手の好意表現から遠ざかりたい

ということになります。

このようなことになっている原因については、一般的な生物と比較した場合、サゾドマ虫の「何か」が間違っているのです。

もちろん「好きだから近寄りたくない」「嫌いだから近くに居たい」などねじれた感情についてはここでは考えません。

可能性その1 解釈が真逆

相手からアウトプットされる「感情表現の解釈」が真逆

つまり、Aさんが「サゾドマ虫のことが好き!」となってそれが何らかの形で表現されたときに、「あ、俺(サゾドマ虫)はAさんに嫌われているんだ」と解釈して、距離を取ろうとしている

または、Aさんが「サゾドマ虫のことが嫌い!」となってそれが何らかの形で表現されたときに、「あ、俺(サゾドマ虫)はAさんに好かれているんだ」と解釈して、距離を縮めようとしている

という可能性です。

可能性その2 行動が真逆

好かれたとき、嫌われたときにとる「行動」が真逆

つまり、Aさんが「サゾドマ虫のことが好き!」となってそれを嬉しく感じたときに「俺(サゾドマ虫)もAさんのことが好きだからAさんから離れたい!」

または、Aさんが「サゾドマ虫のことが嫌い!」となってそれを嬉しく(悲しく?)感じたときに「俺(サゾドマ虫)もAさんのことが嫌いだからAさんに近寄りたい」

という可能性です。

おそらく前者

いろんなことを考えるとおそらく前者、「解釈が真逆」でしょう。

相手の感情を読み間違っても生きていく上で、すぐにはそれほど問題ないとは思いますが、行動が逆になってしまっていると普通は死に直結しますので。

話を戻して「繁殖」

「繁殖」に話を戻します。

サゾドマ虫の性質は「好かれると逃げたくなる」ですので、繁殖の成功率が極端に下がるのです。

相思相愛になると物理的距離が離れ、お互いに嫌悪し合っている者と密着する…

なかなか厳しいですよね。

サゾドマ虫同士だけは例外で、普通に「相思相愛なら寄り添う」という条件などがあれば繁殖も容易でしょうが、おそらくそれが難しかったため繁殖プログラムがうまく機能しなかったのではないでしょうか。

と考えてみた次第です。

補足

サゾドマ虫の習性として

「嫌がって逃げたりする『人間』を見ると」

という記載があります。

嫌がると寄ってくるという気持ち悪い修正は「対人間」だけ、とも読み取れますが繁殖がうまくいかないということを考えると、対人間のみというプログラムは簡単には実現できない、ということなのかもしれません。

以上。

後記

最後までお読みくださりありがとうございます。

こんなに更新したのに、現在はほぼ誰も見ていないゴミカスクズ無価値ブログです。

よければ(はてな)ブックマークや拡散をお願いいたします。

更新の原動力として励ましが欲しいのです…<(_ _)>

当ブログ内お薦め記事

記事はここまでです。