CHANEL J12 バックル/板バネの劣化対策

2019-03-26




バックル故障の予防と対策

CHANEL J12の故障(というべきなのかな?)で最も多いのが、セラミックブレスの板バネの破損かと思います。

板バネとバックルの説明

板バネの破損を防ぐというか、少しでも寿命を縮めないための対策として、以下の2つがあるかと思います。

  1. ブレスの開閉の回数を減らす
  2. ブレスの両側を同時にオープンしない

ブレスの開閉の回数を減らす

板バネの破損に最も大きく関係してくるのが、ブレスの開閉回数だと思います。

私が日常生活の中でブレスを開閉する(腕時計を外す)のは「お風呂に入るとき」「食器洗いをするとき」「工具を使った作業をするとき」です。濡れることと傷つくことを避けるためです。

腕時計を外す回数を減らすのは難しいかとは思いますが、J12を外した時にブレスを閉じる必要がない場合は多いかと思います。

例えば、お風呂に入るときにJ12を外すためにブレスをオープンします。J12を外した後にブレスを閉じずに、開いたままで安全なところに置き、お風呂から上がってからそのまま付けます。もし、外した時にブレスを閉じて、またするときにブレスを開くということをすると、(そこだけで考えると)ブレスの開閉回数が単純に2倍になります。

気にする方は気にしてみてください。

ブレスをオープンしたままケースに置いたJ12

こんなような感じで、開いたまま置いています。

ブレスの両側を同時にオープンしない

ブレスの両側を同時にオープン、というのは一人ではなかなか難しい動作なのであまりない状況かとは思います。

ただ、これをやると板バネの曲げが通常の2倍近くになりますので、本当にできるだけやらない方がいいと思います。

想定されるのは、J12を他の誰かに外してもらうときです。言いづらいかもしれませんが、勇気をもって伝えましょう。

破損してしまったら

それでも破損してしまった場合には、(そのまま使うか)部品交換ということになるかと思います。

(板バネの片側のみが破損し、それに対し接着剤や針金その他で固定して対応しているという強者の話を聞いたことがあります。ブレス片側だけのオープンで取り外しできるということなんですかね?)

板バネの修理・交換については、CHANELで3,000円+消費税(納期3週間)で可能です。

詳細については、当ブログ内の以下の記事を参照願います。

純正部品にこだわらないのであれば、パーツ交換・修理してくれる腕時計修理店もあります。

また、ヤフオク等ではたまに板バネ(純正/社外品不明)も見かけます。GooGoodsというところからは、交換用のブレスレット丸ごとや板バネ含めた金属のバックル部分がリリースされています。(どちらももちろんCHANELの刻印はありません)

純正品ではありませんので、適合しない可能性はそこそこあるかと思いますが、他に選択肢がない状況であれば試してみるのもありかと思います。

余談

余談になりますが、私はできるだけ静かに(バチンとならないように)ブレスを開閉しています。

バチンとなる、ということは衝撃を与えているに近いことだと思っているためです。バネにも時計本体にも悪そうな気がしますので。

ただし、静かに開閉するということは多くの場合ゆっくり開閉することになります。板バネが曲がっている時間が長くなることは好ましくないので、どちらのデメリットを避けるかというトレードオフになるかと思います。

メンテ・DIY関連ブログ内記事

以上。

後記

最後までお読みくださりありがとうございます。

この他にもCHANEL J12についてたくさん書いています。以下から気になる記事を読んでいってくださるとありがたいです。

300記事くらいあるはずです。

また、CHANEL J12に関して気になることがあれば、記事下のランキングボタンの少し下にある「サイト内検索」から検索してみてください。検索エンジンでは引っかからないことも見つけられる可能性があります。

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