ROLEX風 SEIKO modの選び方
SEIKOのロゴが記載された(広い意味での)SEIKO mod
その中には、ロレックスのモデルに酷似させたものも多く存在します。
ここでは、そんなロレックス風SEIKO modの選び方について記載します。
どこで探すか
探しやすい順に
- ラクマ
- ヤフオク
- PayPayフリマ
- メルカリ
- その他、SEIKO mod系サイト
になるかと思います。
「ラクマとメルカリで違うの?」と思われる方もいるかもしれませんが、腕時計については全然違います。
相場は
2~6万円くらいが相場になるかと思います。
安く売っている人と高く売っている人がいます。
各パーツのクオリティ・価格が影響しているのかもしれませんが、それよりも(私にはパーツの良し悪しが分かりませんので)「高く売る人は高く売る」「安く売る人は安く売る」というように感じます。
また、相場にはかなり波があるように思えます。
不思議と自分が欲しいと思っているものについては、他の人も欲しいと思っているようで、そういうときは高いです。
それが過ぎれば、嘘のように安くることもあります。
多様なバリエーション
本家ロレックスのモデルは決まった仕様になってますが
ロレックス風SEIKO modは多様なバリエーションが存在します。
まず当然ですが、ロレックスではないのでロレックスとは違うこと。
そしてそれは、悪い点とは言い切れず、意外といい点だったりすることもあります。
例えば、本家ロレックスには(基本的には)存在しない「カレンダーはあるけど、サイクロップレンズがない」というものも存在します。
人によっては「かなり喜ばしい」ことかもしれません。
本家ロレックスよりも、自分好みの個体がある という可能性もあるということです。
逆に思い込みで「当然こうなっているだろう」と思ったものが、実際に購入してみると違ったということも発生しがちです。
直感を大切にしよう
販売者側の写真の上手下手もあるかとは思いますが、
画像を見て直感的に「格好いい」と感じるものを選ぶのがよいかと思います。
例えば、同じ黒サブ風を探すときに、画像を見て「格好いい」と感じるものと「なんだか微妙」と感じるものがあるかと思います。
満足いくものが欲しいなら、値段よりも直感を信じましょう。
文字の大きさや位置、フォント、バランスなど、言葉では厳密に表現できない違いでイメージが大きく変わるものです。
その上で、以下に記載する各項目をチェックしていきましょう。
基本スペック
まず、オートマティックなのかクォーツなのかは必ずチェックしましょう。
デイトナ風など、クロノグラフではクォーツになっているものも多いです。
また、GMTマスター風なのに、GMT機能が存在しないものもあります。
ブレスレット・バックル
ブレスレット、バックルが新型風なのか旧型風なのかチェックしましょう。
どちらがいいとかではなく、個人の好き嫌いだと思います。
基本的には古いモデルには古いものが、新しいモデルには新しいものがついています。
探せばブレスレット+バックルを別購入することもできますので、(適合するかどうかの問題はありますが)古い風の腕時計本体に新しいブレスレット・バックルを後付けすることもできる可能性があります。
ケース
ケースのどの部分が鏡面仕上げで、どの部分がサテン仕上げになっているのか
気にするなら確認しておきましょう。
下記の個体は、側面が鏡面仕上げで、前面がサテン仕上げになっています。
また、ケース横にベルト取り付け用の穴があいているかどうか確認しましょう。
基本的に古い風のモノは穴があり、新しい風のモノはあながないことになります。
また、PDVのブラックケースなども存在します。
ブラックのケース、めちゃめちゃ格好いいんですけど、やっぱりPDV等塗装系は剥げてしまうのがいただけませんね。その点、セラミックなら心配なのですが…
ベゼル
ベゼルインサートの素材を確認しましょう。
新しいものはセラミックになっており、傷がつきづらく剥げません。
ビンテージ系のものはステンレス?にコーティング・印刷されたもので、傷つけばはげます。
ベゼルの回転方向も確認しましょう。
両回転なのか、逆回転防止なのか。
そして、夜光も確認しましょう。
ベゼルの刻印が夜光になっているものも存在します。
文字盤のロゴ
文字盤の上側と下側に
「どんな文字が」「何色で」書かれているのか確認しましょう。
本家ロレックスが気になる人は比較しましょう。
ゴールドモデルなのに、ロゴの部分がホワイトやシルバーになっているものもあります。
またSEIKO modの場合、多くは「MARINEMASTER」という記載になっていますが、本家ロレックスと同様に「SUBMARINER」と記載されているものもあります(レア)。
さらに「SUBMARINER」が赤文字で記載されているものもあります。
comexなど、ダブルネームが記載されているものもあります。
SEIKO modは基本的に1点ものになりますので、よく確認しましょう。
インデックスの形状
本家サブマリーナだと、12時方向が逆三角形▼、3,6,9時方向がバー(長方形)、それ以外がドット●という形になっています。
しかし、SEIKO modでは多様な形が存在します。
12時方向のインデックスが、台形2つのような形になっています。
GSロゴのものは、このようなインデックスになっているものが多いです。
12,3,6,9時方向のインデックスが台形になっています。
インデックスその他
インデックスの夜光や、ビンテージ仕上げかどうかも確認しましょう。
夜光の色については、ベゼルや針にも夜光があるなら、色が揃っているかどうか、気にする人は確認しましょう。
ゴールドモデルやコンビモデルでは、インデックスのフチが何色になっているか確認しましょう。
「当然ゴールドでしょう」と思っていたのに、購入してからシルバーだということに気づいたらがっかりですよね。
そして、商品画像では意外とぱっと見分かりづらいものなのです。
本当に気をつけてください。
フリマアプリ等で、画像でよく分からない場合は、出品者に質問しましょう。
あとは目盛。
文字盤のフチとの距離や、目盛の長さ。
文字盤のフチまで目盛りがあるように見えるものや、そうでないもの。
目盛りが長いものや短いもの。
いろいろあります。
ぱっと見で気にならないようであれば、問題ないでしょう。
針
針について、夜光も必要なら確認しましょう。
それ以前にいろんな形状、色がありますので、自分の好みになっているか確認しましょう。
夜光無しで、中抜きになっており、アチラ側が見えるものもあります。
ベンツ針じゃないものもあります。
秒針のみが違う色になっているものもあります。
風防
意外なところで油断しがちなのが、風防です。
私はサファイアクリスタルのフラット型のみが好きなのですが、ドーム型やプラスチック素材のものも存在します。
大体の場合、本家モデルや時代設定に合わせて作られているので問題ないとは思いますが、確認はしておきましょう。
ムーブメント
クロノグラフについては、ほとんどがクォーツと思われます。
オートマティックのクロノグラフとなると、5万円以下では難しいのだと思われます。それ以上に、いいムーブメント存在しないのでしょう。
GMTについては、NH34を搭載したGMT機能を有した物も存在します。
予想になりますが、↑のようにGMT針がついているものはGMT機能を有していると思われます。
↓のようにベゼルはGMTっぽい感じなのですが、GMT針が無いものもあります。「MARINE MASTER」って書いてますね。
GMT針が不要な方もいるかもしれませんが、
ベゼルを見て、GMTだと思って買ったのに、GMT針なかったらヘコみますよね。
総合的にしっかり確認しましょう。
カレンダー
カレンダーは小さい部分なのですが、確認することはたくさんあります。
まず、以下のどれなのか。
- ノンデイト(カレンダーなし)
- デイト(日付)
- デイデイト(日付+曜日)
本家モデルには存在しない、デイデイトもSEIKO modには存在します。
次に、カレンダーがある場合の文字色と背景色。
本家は「白背景+黒文字」ですが、SEIKO modでは「黒背景+白文字」も存在します。
最後にカレンダー窓のフチの処理。
本家は文字盤と同色なのですが、SEIKO modにはいろんなものがあります。
ゴールドで縁取られている物。
ホワイトで縁取られている物。
本家では文字盤と同色しかないので気にするところではないのですが、SEIKO modでは気にしてみましょう。
サイクロップレンズ
サイクロップレンズというのは、カレンダーの拡大鏡のことです。
本家ロレックスでは一部のモデルを除き、基本的には「カレンダーあり=サイクロップレンズあり」となっていますが、
SEIKO modには「カレンダーがあるのにサイクロップレンズがない」ものもあります。
そういうものを希望する人は探してみましょう。
また、サイクロップレンズの位置や向きがズレていないか、可能なら確認しましょう。
ボンバーマンやりたい人は、サイクロップレンズありですね。
裏蓋
本家ロレックスは、裏スケにはなっていませんが、SEIKO modには裏スケになっているものもあります。
収まっているのはNH35ということで、裏スケで見せることを前提に作られたキャリバーではありませんので、特段格好いいというわけではありませんが、裏スケになっているものもあるということです。
まとめ
本家ロレックスについては、「仕様」がきまっており、予想外のことは発生しませんが、
SEIKO modについては、いろんな人が制作した「1本もの」になります。
以上。
後記
最後までお読みくださりありがとうございます。
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