CHANEL J12 H0968 とは
CHANEL J12 ホワイト 33mm クォーツのH0968について
スペックやレビューその他を記載します。最後に動画もあります。
↑CHANEL J12 H0968 後期モデル
目次
どんな腕時計?
CHANEL J12 ホワイトのレディース(ケースサイズ33mm、クォーツ)になります。
スペック的にも標準的で、レディースの一番人気、もしかしたらCHANEL J12全体でも一番人気かもしれません。
2003年から販売が開始され、2009年にビッグマイナーチェンジを行っています。
2020年07月現在も販売中のモデルですが、近いうちに2019年のリニューアル版に切り替わることが予想されます。後継と思われるH5698というモデルが2020年06月に販売開始となっています。
スペック
- リファレンス:H0968
- ケース:高耐性ホワイト セラミック、ステンレススティール
- ベゼル:ステンレススティール、逆回転防止
- ダイヤル:ホワイトラッカーダイヤル
- リュウズ:ステンレススティール製ねじ込み式リュウズ、高耐性ホワイト セラミック カボション
- ブレスレット:高耐性ホワイト セラミック、ステンレススティール製3重折りたたみ式バックル
- 風防:サファイアクリスタル、ドーム型
- ムーブメント:高性能クォーツムーブメント
- 防水性能:200m
- ケースサイズ縦:40mm(ラグ含む)
- ケースサイズ横:33mm(リュウズ除く)
- 風防直径:24mm
- 厚さ:11約mm
- ラグ側ベルト幅:16mm
- 夜光:時針、分針、秒針先端、 ミニッツマーカー ルミノバ?
- 重量:約91g(ブレスのコマ数によります)
- 腕周り:13.5cm~21.0cm?
- 販売時期:2003年~2019年
定価(消費税8%込み):553,500円(2019年09月時点)- 定価(消費税10%込み):563,750円(2019年10月時点)
後期モデル レビュー
当ブログ初の「ホワイト」のレビューで、2009年以降の後期モデルです。
実物を手にする前は
実物を手にするまでは断然ブラック派だったのですが、実際に手にしてみるとかなりいいです。ホワイト派の気持ちも分かりました。
黄ばみについて
ベゼルやダイヤルのルーレット部分について、黄ばみが目立つ個体もありますが、こちらについては特に目立つ黄ばみは見られません。
ベゼル
逆回転防止ベゼルになります。
ブラックモデルとは異なり、ベゼルインサートは刻印無しのつるっとしたものになります。文字や目盛りが反射して見づらいことが多いです。
ベゼルが割れている中古品をよく見かけますので、ぶつけて割らないように気をつけてください。
ブラックとホワイトによるベゼルの違いは、当ブログ内の以下の記事が参考になるかと思います。
風防
ドーム型になっていますが、全体的なサイズが小さいこともあり触った感じはほぼフラットです。
反射防止のコーティングはありません。
反射防止コーティングについては、当ブログ内の以下の記事が参考になるかと思います。
ダイヤル
パールではない通常モデルなのですが、ダイヤルが自動車のパール塗装のように超細かいラメが入っているように見えます。これにより高級感が増しています。ちなみに、ブラックの方はラメが入っていないソリッドカラーになります。
(ホワイトのダイヤルは細かいマイナーチェンジが何度かされているようで、この個体は最終モデルと思われます。)
後期モデルということで、ミニッツマーカーがルーレット上にあります。
↓のように、左の前期モデル(ブラック)と比べると、立体的に感じられ、デザインの空白地帯がうまく利用されるようになったのが分かります。
実物を見比べるまでは前期も後期もあまり違わないかと思ったのですが、やはり後期モデルの方がいいですね。
針
数字インデックスですので、針の色はブラックになります。
時針と分針はバータイプで、時針の方がやや太く感じられます。秒針はアロータイプで、逆端はティアドロップになっています。
秒針の逆端の丸い部分は、レイルウェイ目盛りにはかかっていません。
インデックス
1~12がすべて表示され、艶あり黒の立体仕上げになっています。
カレンダー
インデックスの4と5の間に配置されます。
前期モデルと同様に、カレンダーはレイルウェイ目盛りギリギリの部分にあります。
H0968のカレンダー位置に対する考察については、当ブログ内の以下の記事が参考になるかと思います。
リュウズ
ねじ込み式になっています。
リュウズ先端の白い部分もセラミックで、38mm以上のモデルに比べると丸みが強い(曲率半径が小さい)です。
ケース
特筆すべきことはありません。
ケースサイドは面積が広く、セラミックの質感が一番感じられる気がします。
裏蓋
定番ですが、傷ついていますね。
こちらの裏蓋の大きな円は2重にはなっていません。
黒塗りの部分はシリアルで、当方の個体は「W.N.99999」(99999の部分は数字5桁)でした。
セラミックブレスレット
他のJ12同様ですが、フィット感が良いです。
CHANEL純正のブレスレットは皆一様に、上の画像のように1mmほどの平行な隙間があいており、板バネのネジが見えます。精度の良い証拠と言えます。
バックル
↑CHANEL J12 33mm 後期バックル H2000
CHANEL J12 33mmの後期バックルには「H2000」という刻印があります。
38mm以上の後期バックルH1996と異なり、板バネが途中で曲がっています。なぜ違うんでしょうね。
ムーブメント
クォーツですし、特に不満は感じません。電池が少なくなってくると、4秒運針になります。
4秒運針については、当ブログ内の以下の記事が参考になるかと思います。
重さ
小さいコマを2つつけた、腕周り14.5cmくらいの状態で91gになります。レディース腕時計の重さの相場が分かっていないのですが、特に重いということもないのかと思います。
夜光
時針・分針・秒針の先端と、5分毎のミニッツマーカー(ルーレット上)が夜光になっています。
新品価格
CHANELでの定価は約56万円です。並行店での新品価格は約37万円程度からあると思います。
中古相場
2019年10月現在、私の主観による中古相場は約23万円です。
購入の際には、「ダイヤルフランジの黄ばみ」「風防の傷」「セラミック割れ」「ブレスレットの長さが足りているか」などを気にしてみることをお勧めします。
またこちらのH0968には、2009年以前の前期型と2009年以降の後期型があります。気にする方は気にしてください。
前期型と後期型について
当ブログ内の以下の記事を参照願います。
芸能人
芸能人の中居正広氏がCHANEL J12のホワイトをしていることは有名ですが、メンズだけではなく、レディースを巻いていることもあるようです。ダイヤの有無等もあるのでモデルは不明ですが、このCHANEL J12 H0968という可能性もあるかと思います。
メンズとかレディースとか気にせず、自分がしたいものをするというのは格好いいと思います。個人的にも、38mmよりも33mmの方がバランスが良いと思う部分もあります。
動画
前期型
後期型
リニューアル後の後継機種
2020年07月現在、このH0968は販売中ですが、2019年以降のリニューアルに対応した後継と思われるH5698というモデルが2020年06月に販売開始となっています。
↑CHANEL J12 ホワイト 33mm H5698
ただし、カレンダーはなくなっています。
詳細については以下記事を参照願います。
関連商品
CHANEL J12「ホワイト」「ダイヤ無し」について、以下のようなラインナップになっています。
CHANEL J12「ホワイト」「ダイヤあり」について、以下のようなラインナップになっています。
超余談
このH0968と、ブラック33mmをニコイチにした魔改造レビューが以下になります。
当ブログ内のH0968に関連する記事
以上。
次の製品 CHANEL J12 H0969
前の製品 CHANEL J12 H0967
後記
最後までお読みくださりありがとうございます。
この他にもCHANEL J12についてたくさん書いています。以下から気になる記事を読んでいってくださるとありがたいです。
300記事くらいあるはずです。
- CHANEL J12関連記事一覧
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