HUBLOT BIG BANG KING 322.CM.1770.RX とは
HUBLOT BIG BANG KING BLACK MAGIC 322.CM.1770.RX
ウブロ ビッグ・バン キング ブラックマジック
ビッグ・バンのダイバーズウォッチ「キング」について記載します。
最後の方に動画あります。
↑HUBLOT BIG BANG KING BLACK MAGIC 322.CM.1770.RX
スペック
リファレンスから判断すると、ケースとベゼルがセラミックで、ストラップがブラックラバーになります。
おそらくマイナーモデルなのだと思います。
- シリーズ:HUBLOT BIG BANG KING
- リファレンス:322.CM.1770.RX
- ケース:セラミック、チタン
- ベゼル:セラミック、逆回転防止
- ダイヤル:カーボン「柄」
- ストラップ:ブラック ラバー
- 風防:サファイアクリスタル
- ムーブメント:自動巻き 3針
- パワーリザーブ:不明
- 防水性能:300m
- ケースサイズ縦:未計測
- ケースサイズ横:51mm(ベゼル直径46mm)※1
- 風防直径:35mm
- 厚さ:約17mm
- ラグ幅:28mm
- ベルト幅(本体側):26~27mm
- カレンダー:クイックチェンジ(デイトジャスト)
- 夜光:スーパールミノバ?
- 重量:166g
- 腕回り:約15.5~21cm
- 販売時期:不明
- 定価(消費税8%込み):1,792,800円
クロノグラフ無し、シースルーバック無しです。ビッグ・バンにしては珍しいですね。
この腕時計、クロノメーターの記載がないのでクロノメーターではないのだと思います。
※1 ベゼル直径が48mmと記載されている情報をよく見ますが、45mmか、あっても46mmと思われます。リュウズを含まないオレイユリングの幅が約51mmです。リュウズを含めると約56mmかと思います。
レビュー
第一印象
大きい、重い、厚い、角ばっている、です。「見やすい」と言われました。HUBLOTのラインナップの中でも割と大きいのだと思います。
所感
他のHUBLOT ビッグ・バンに比べると派手さは抑えられていますが、華やかさ、存在感はあります。未来的な感じもします。
腕回りが15.5cmとかなり細い自分ですので、絶対に合わないなと予想していたのですが、意外と違和感はないです。
と思ったのですが、それは自分で腕時計を正面から見たときだけの話しであって、少し離れた場所から鏡で見ると腕時計の大きさが浮いていて、違和感ありまくりでした。厚さと角張っているデザインの影響が大きいのかもしれません。
やはり身長180cm以上、体重80kg以上のような大柄な方にこそ似合う時計なのかもしれません。デカ厚時計好きの方にもお薦めです。
または、女性がこれくらい大きな時計をつけていると、ある意味格好いい場合もあるのかもしれません。
私のYシャツの袖には到底収まりません。袖口の小さいポロシャツの着替えも大変です。
それにしても腕時計の大型化の傾向、なんとかならないんでしょうかね。
日本人は38~41mmあれば充分だと思うのですが、腕の細すぎる少数派の自分が気にし過ぎているだけなのでしょうか。
なんか、1つだけ桁違いですね。
角張ったデザインは、ぶつかったときに周りの人を傷つけてしまいそうです。子どもを抱き上げるときは気をつけてください。「高い高い」とかは本当にやめた方がいいと思います。ほとんど凶器です。愛する人を傷つけてしまわないように気をつけてください。
全体的に黒いのですが、素材や仕上げでそれぞれの箇所の色の印象が異なりますので、面白いです。まさにフュージョンですね。
HUBLOT自体がとてもガタガタしたデザインですので、掃除等の手入れがきわめて大変です。ただ、こちらの時計は黒いので汚れは目立ちづらいかと思います。
ベゼル
15分までは、1分刻みの目盛りがあります。
ROLEXのヨットマスターのような感じで、目盛と数字が浮き上がっているものになります。目盛りと数字の部分は光沢があり、他の部分は艶消しになっています。このタイプは綺麗に掃除しづらいですね。
ベゼルの艶消し部分の油汚れと思われる汚れ。実物を見ている限りはそれほどは気にならないのですが、写真にするとムラが目立ちます。デコボコ付近はいりくんでいて拭きづらいので、こういうときはポリデントですね。
他のウブロ製品ではベゼルのH型のビス(ネジ)が2,4,6,8,10、12時の6ヶ所にあるものが多いのですが、こちらは特殊で25、35、45、55分の4ヶ所になります。この場所にある理由は、ダイバーズウォッチとして必要な目盛と数字をよけたためと思われます。さらに、こちらの商品では実際のビスではなくデザイン的なダミーとなっています。
12時位置の部分は、ブライトリングのクロノマット等のように金属と思われる別パーツがはめこまれています。外れそうに見えますが、外れないのだと思います。この部分のポイントに夜光はありません。
ベゼルの側面は格子パターンが刻印され、滑りづらくなっています。
逆回転防止で、回した感じと音はかなり硬めのカチカチ感です。回すこと自体は硬くありません。
おそらく通常の(ダイバーズウォッチではない)ビッグ・バンのベゼルは回らないのでしょう。ビスがありますし、数字の記載がなければ回っても意味がないので。
12時位置のマーカー?なんか、たてつけが悪く見えますよね?若干右に傾いているように見えます。時刻が「12時少し後」なことによる錯覚だけではないと思います。
風防
フラットで、ベゼルの浮き上がった文字部分とほぼ同じ高さになります。
光を反射させたときに青っぽく見えますので、反射防止のコーティングが施されていると思います。
ダイヤル
カーボン柄です。カーボンの織りによる凹凸などはなく、完全なフラットです。
ダイヤル外周部分の分刻みの目盛りが入っているミニッツマーカーの背景部分は黒なんだと思いますが、意外にも紺色(ダークブルー)に見えることがあります。
針
本体側から風防側にかけて、時針、分針、秒針の順で取りつけられています。鏡面仕上げ(光沢あり)ではなく、ヘアライン仕上げとなっています。
時針、分針はペンシル型で、秒針はアロー型になります。秒針先端の逆側はウブロの意匠になっていて、ブライトリングと同じこのタイプが個人的には好きです。
針の(先端側ではない)中心側は、くり抜かれており、あちら側が見えます。時針、分針は穴1つ。秒針は穴3つ。
インデックス
12時位置のみトライアングルで、他はバーになります。
バーについて、3時位置以外は時計の中心側に向かって途中から傾斜がついてさがっています。3時位置はカレンダーがあるため、他よりも短いです。6時と9時は2本のバーになっています。
カレンダー
腕時計のサイズに対して、カレンダーのサイズは小さい気がします。
23:30くらいからほんの少しづつ変わり、0時0分20秒くらいで「カチ」っと変わりました。
リュウズ
大きい時計は、リュウズも大きいですね。こんなの初めて。(この写真では非常に見づらいのですが)カボションにはウブロの意匠があります。材質はラバーか樹脂と思われます。絶対に失くしたくないパーツですので、絶対に外れないようにしてほしいところです。そもそも、腕時計のパーツが外れ落ちちゃいかんよね、何年使ったとしても絶対に。
リュウズはねじ込み式です。他の(ダイバーズウォッチではない)HUBLOTは、非ねじ込み式かもしれません。
クロノグラフではないので、スタート/ストップボタンはありません。
ケース
どこが何の素材だか、分かりません。中央のビスが2つ締められているパーツは「エンドピース」という名称のようです。
基本的にケースサイドの(ハーゲンダッツのクリスピーサンドのような)デザインはかなり好きなのですが、ストラップとの継ぎ目の部分が見えているのだけは好きになれません。隙間が見えるのも嫌ですし、隙間が均一でないのも平行でないのも嫌です。格好悪いところは見せないようにしてほしいものです。
赤い四角で囲んだ、HUBLOT独特のデザインをオレイユリングというようです。樹脂のようです。もしかして、HUBLOTのオレイユリングはすべて樹脂なのかな?
オレイユリングとケース本体との境目の部分の処理に雑さを感じます。というか、作り的・材質的に綺麗にするのは極めて難しいのだと思います。根本的なデザインを変更した方が良い気がします。ただ、このモデルについてはオレイユリングもケースも黒なので極めて目立ちません。(シルバーやゴールドのモデルは目立つと思います。)
裏蓋
裏蓋の12時側の光で反射している部分にシリアルのような白い刻印があります。数字6桁。
12時側に「Titanium」、6時側に「Ceramic」という刻印があります。
シースルーバッグ(裏スケ)ではありません。キング(ダイバーズウォッチ)だからですかね。最近のウブロは大体シースルーバックなのかと思っていました。残念。
シースルーバックでないのは残念ですが、表面処理は美しいです。綺麗に掃除していない状態で写真を撮ってしまいました。ケラチン付いた状態で申し訳ありません。
ストラップ
ラバーはほどよい柔らかさです。
バニラの香はしません。
2005年以前とか、かなり古いのウブロのストラップはバニラの香りしたようなのですが、新しい製品では香りがしないようです。新しい製品で香りがするのは偽物のようです。ややこしい。
※「売りたい時ドットコム」というサイト(http://www.uritaitoki.com/archives/3185 削除されてしまいました)では、「バニラの香りがする」とのことです。どっちが正しいのでしょう。(2019年09月04日追記)
望まない人にとって香りというのは不快でしかない、と思います。
ストラップがラバーだというのは、脱着がとにかく楽です。気楽です。
ステンレスやセラミックのベルトの腕時計の着脱時は随分気を遣っているのだと間接的に気づかされます。
調整用の穴は7つあり、2つ使いますので6段階の調整が可能です。
自分の腕は15.5cmで、一番小さいところでぴったりです。時計本体裏側とバックル側が腕にくっつき、その他の部分は隙間だらけなのですが、上下で挟まれていい感じに固定されているため、結果的に動かないのでちょうどよい、というところです。長さだけで言うなら、一番小さいところでも17cm以上はあると思います。
このストラップ、なんだかつるっとしていて寂しいですね。
バックル
バックル開閉は両サイド押しで、楽に行えます。艶ありの部分と、艶消しの部分に分けられています。
サイズの調整も簡単です。
素材はステンレススチールです。裏側の内側に「STAINLESS STEEL」という記載があります。塗装(PVD加工?)が施されているのでしょうか、一部の黒が剥げてしまっていますので。
バックルであれベゼルであれ、色が剥げるのはNGです。個人的には受け入れられません。
ムーブメント
針の音はほとんどしませんが、自動巻きの音は結構大きめです。肩揉みされる側はかなり気になるようです。
クロノメーターの記載がないので、クロノメーターではないのだと思います。
重さ
HUBLOTの時計はよく「軽い」と言われているのを見ます。しかし、この時計は重く「感じます」。40mmサイズのステンレススチールの腕時計の(勝手なイメージですが)平均的な重さとそれほど変わらない166gなので、重くないはずなのですが重く感じます。
その理由として考えられるのは、ラバーベルトにも関わらず166gだからだと思われます。ベルト以外の本体部分が他の腕時計よりも重いのだと思います。さらに当然、重量バランスも悪くなります。
なので、重く感じるのです。
夜光
インデックスのバー12箇所と、3つの針の先端が光ります。薄緑と言えばよいでしょうか。発光は強めです。自分が持っているオメガのシーマスターと同じ種類と思われます。
外側が光っているのは、風防に反射したものです。
結構、綺麗に撮れましたね。
動画
以上。
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後記
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