CHANEL J12が18年間で約2倍になった値上がりについて
CHANEL J12は、2022年11月時点で、ここ最近は2ヶ月に1度くらいで価格改定を行っています。
当サイト内では散々「値上げ」という表現を用いてきましたが、
価格改定の大きな要因はおそらく対フランの円安だと思われます。(CHANELの本拠地はフランス)
今回は、CHANEL J12の値上げについてざっくり考えてみます。
18年で2倍
CHANEL J12は2002年に販売開始となりました。
価格比較のために、CHANEL J12 ホワイト 38mmを用いて比較します。
当方で把握している一番古い価格情報としては
2004年04月時点でのCHANEL J12 ホワイト 38mm H0970 は451,500円でした。
CHANEL J12 ホワイト 38mm H0970
そして、CHANEL J12は2019年以降にリニューアルされていますが、H0970の後継となるH5700は、リニューアル時には価格は据え置きとなっていました。
なので、自社開発のキャリバーが搭載されることになりましたが、リニューアルに伴う値上げはありませんでした。
そして、2022年11月現在、CHANEL J12 ホワイト 38mm H5700 は979,000円です。
CHANEL J12 ホワイト 38mm H5700
表にすると
CHANEL J12 ホワイト 38mmの価格は
2004年04月 | 2022年11月 | |
CHANEL J12 ホワイト 38mm | 451,500円 | 979,000円 |
18年間で527,500円、割合にして117%アップ、要するに2倍以上の定価となりました。
対フランの円安
最近の対ドルの円安が激しいとは言っても、J12の定価が18年前の2倍以上というのはさすがに行き過ぎでは? と考え、対フランの円を調べてみました。
2004年04月 1フランは約83円でした。
2022年11月 1フランは約147円です。
2004年から比べると、約1.78倍に値上がりしたということになります。
それにしても2020年からの円安の進み具合は凄いですね。
内訳
CHANEL J12が117%値上がりし、その内の約78%が円安によるものです。
残りの39%が原材料等の物価上昇によるものになるかと思います。
要するに、定価アップの2/3が円安によるもので、残りの1/3がある意味純粋な値上げになるかと思います。
金額にすると、定価約45万円だった腕時計が
円安により33万円値上がりし、18万円程度がその他円安以外の値上がりという訳になります。
厳しいですね。
頑張れ日本!
以上。
後記
最後までお読みくださりありがとうございます。
この他にもCHANEL J12についてたくさん書いています。以下から気になる記事を読んでいってくださるとありがたいです。
300記事くらいあるはずです。
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