CHANEL J12 2019年モデルチェンジ詳細

2019-12-03

(2019年10月04日、2019年11月18日に加筆しました。)

CHANEL NEW J12 リニューアル

2019年のCHANEL J12 リニューアルについて。

2019年06月に、まずは38mmの自動巻きがモデルチェンジ(リニューアル)され、その後もファントムエディション ノワールがリリースされています。

ここでは、2019年のCHANEL J12のリニューアルの内容(新型、旧型の相違点、見分け方)についてどこよりも詳しく解説します。

CHANEL J12 H5697 裏蓋

リニューアルされた基本モデル

2019年06月にリニューアルされた基本モデルはケースサイズ38mmのみで、インデックスとカラーの組み合わせによる以下の4つです。

indexカラー旧モデル新モデル
数字H0970H5700
数字H0685H5697
ダイヤH1629H5705
ダイヤH1626H5702

このリファレンス(型番)から推測されることは、

私の推理力では何も分かりません。

が、CHANEL J12 ブラック 33mmであるH0682の後継は、「H5698」になるのではないかと予想しています。

で、このリファレンスは、CHANELの腕時計全般共通で、J12以外の例えばプレミエール等にも使用されているものなのですね。完全なリリース順でもなさそうです。開発開始順でしょうか。

個人的な予想としては今後、他のモデル・サイズにも同様のモデルチェンジ(リニューアル)が展開されていくと考えています。

新型と旧型の比較

ここでは、CHANEL J12 ホワイト ケースサイズ38mmの数字インデックスモデルをサンプルに新型と旧型を比較してみたいと思います。

ブラックも内容的にはほぼ同じになります。

CHANEL J12 新旧比較

左が「旧」製品のH0970で、右が「新」製品のH5700です。

デザイン上の大きな変更点は4つ

まずは、外から見て分かる以下の4つの大きな変更点について解説します。

  1. ベゼルのギザギザの数
  2. レイルウェイ目盛りのデザイン
  3. ダイヤルの拡大/ベゼル幅の縮小
  4. ムーブメント/裏蓋

1.ベゼルのギザギザの数

ベゼル外周のギザギザ(刻み)の数が、1周で30個から40個に増えました。ギザギザが細かくなったということです。

CHANEL J12 新旧比較

左が「旧」製品のH0970で、右が「新」製品のH5700です。

これまでは、5分間でギザギザが2.5個でしたが、5分間で3.33個になりました。計算上は気持ち悪い… ギザギザの数は60の約数にしてほしい!とも思ったのですが

しかし、切り口を変えると

旧製品では0分と30分のことろでは凹で、15分と45分のところでは凸

だったのが

新製品では0分、15分、30分、45分のすべてで凹となります。

個人的に、少しスッキリしました。

見た目の印象で言うと、ギザギザが細かくなったことで洗練された印象を受けます。

2.レイルウェイ目盛りのデザイン

レイルウェイ目盛りというのは、ダイヤル上の「線路のように見える同心円」のところです。

5分毎に目盛りが太く(黒く)なりました。

CHANEL J12 新旧比較

左が「旧」製品のH0970で、右が「新」製品のH5700です。

少し(だけ)印象が変わりますね。

↑新製品のCHANEL J12 H5700

悪くはないのですが単に差別化を図るためのデザイン変更のように感じてしまいます。

J12のホワイトであれば、黒い部分を増やしてほしくない気持ちもありますが、個人的には良くも悪くも「気にならない」変更です。

3.ダイヤルの拡大/ベゼル幅の縮小

ベゼルの外径をそのままに、ダイヤル(文字版)を大きくしたため、ベゼル幅が縮小されています。

↑左が「旧」製品のH0970で、右が「新」製品のH5700です。

これにより印象としては、腕時計が大きくなったように「見えます」。

車のタイヤ・ホイールのインチアップと同じです。

個人的には新製品は間延びした印象で、旧製品のバランスの方が好きです。今回の「スカスカ」よりは以前の「ぎゅうぎゅう」が好きなのだと思います。

38mmというのは昨今の腕時計にしてはかなり小さめのサイズですので、流行には従わないながらも少しでも大きく見えるように少しだけ譲歩したのでしょうか。

4.ムーブメント/裏蓋

自動巻きのムーブメントが変更され、さらに裏蓋がサファイアクリスタルのシースルーバックになることでそのムーブメントが見えるようになりました。

CHANEL J12 H5700 シースルーバック

個人的にはこの変更が一番インパクトがあり、2つの大きなメリットを感じています。

1つ目のメリット
単純にムーブメントが見える

CHANEL J12に限らず、すべての自動巻き、手巻き腕時計をシースルーバックにしてほしいくらいです。

見えないより、見える方がいいですよね。

ただ、見られる側としてはムーブメントが「見せパン」「勝負下着」でないといけないわけですから、やはりコストはかかります。

見せられないムーブメントでは、シースルーバックにするのは恥ずかしいのです。

見た目も格好いい「見せムーブメント」を用意したということです。

2つ目のメリット
裏蓋が傷つきにくく美しさが保たれる

そもそもが、これまでのステンレスの裏蓋がイケてなさすぎでした。

表面処理もなんだかイケてなかったですし、バックルがぶつかるという構造上仕方ないとはいえ、弱いステンレスを使用しているのか他の腕時計の裏蓋よりもはるかに傷つきやすかったと思います。

CHANEL J12 H0968 後期 裏蓋

↑旧製品の裏蓋

サファイアクリスタルになり、綺麗で傷つかなくなったのです。

唯一最大の弱点が克服されたと思っています。

ちなみにムーブメントについて

個人的には見たことがないデザインのちょっと変わったムーブメントだと思いました。

ケニッシという会社のムーブメントのようで、チューダー(チュードル)のムーブメントを作っている会社のようです。こちらのサイトが詳しいかと思います。

このキャリバー12.1というムーブメント。おそらくクロノメーターと思われます。いろんなところでC.O.S.C.(クロノメーター)認定と書かれているのですが、CHANEL公式サイトでは特に何も書かれていないんですよね。

おそらくキャリバー12.1=クロノメーターということなのでしょう。

ムーブメントについては、パワーリザーブも改善されました。もともと42時間だったのが70時間と大幅67%アップです。

誇張する表現になりますが、2日もたなかったのが3日近くもつようになりました。

毎日長時間腕に巻いている人にはありがたみは少ない改善かもしれませんが、週末に外したり、2本の自動巻きを交互に使用している人などはありがたい改善かと思います。

その他の細かな変更点

リュウズの変更

リュウズの形・大きさが変わりました。高さは減ったように見えますが、直径は大きくなったように見えます。

CHANEL J12 新旧比較

↑左が「旧」製品のH0970で、右が「新」製品のH5700です。

「AUTOMATIC」のフォントの変更

「AUTOMATIC」のフォントを「CHANEL」と同じフォントに変更しました。

CHANEL J12 新旧比較

↑左が「旧」製品のH0970で、右が「新」製品のH5700です。

違うような気もしますが、見比べてもきっと分かりません、私には。

「SWISS MADE」位置とフォント変更

「SWISS MADE」の位置が、ダイヤル外周のミニッツマーカーの場所に移動し、フォントを「CHANEL」と同じフォントに変更しました。

CHANEL J12 新旧比較

↑左が「旧」製品のH0970で、右が「新」製品のH5700です。

回転ベゼルのツメが2倍に

逆回転防止ベゼルについて、1周で60回カチカチ鳴ったのが、120回カチカチ鳴るようになりました。1分ずつ調整できたのが30秒ずつ調整できるようになったということです。

ダイバーズウォッチの機能としては60カチカチで充分というか、60カチカチの方がいい気がするんですけどね、個人的には。

まぁ、私はダイバーズウォッチとしては使用しませんのでカチカチ回した感じが気持ち良ければいいです。

カチカチ

時針と分針の太さを揃えた

元々わずかに太さが違った時針と分針の太さを揃えたようなのですが、その元々の違いが私には分からないくらいです。

分針の夜光範囲が長く

分針の夜光部分が増え、中心側に拡大されました(長くなりました)。

CHANEL J12 新旧比較

夜光部分の中心側が、時針と分針で揃ったのだと思います。

ブレスレットのコマ(リンク)が長く

ブレスレットの1コマ1コマが長くなりました。

CHANEL J12 新旧比較

↑左が「旧」製品のH0970で、右が「新」製品のH5700です。

ちなみに、バックル側の長さ調整コマの大きさは変わっていないようですので、調整の精度が落ちることはありません。

こちらも個人的には前の短い方が好きです。

ブラックのみの変更点

ブラックのみに言える変更点ですが、時針、分針、秒針の夜光塗料の部分の色が白から黒に変更になりました。

↑左が「旧」製品のH0650で、右が「新」製品のH5697です。

これはかなり印象が変わりますね。もちろん新しい方が格好いいです。ただし、夜光ということではほぼ光らないようです。

把握しているもので記載できるような変更点は以上です。

クォーツの裏蓋

J12の33mmモデル(レディースのクォーツ)について、基本モデル(ホワイトH0968、ブラックH0682)は2019年10月時点ではリニューアルされていませんが、先行してファントム(ホワイトH6345、ブラックH6346)で33mmがすでにリリースされています。

(個人的に)気になっていたクォーツの裏蓋はこんな感じでした。

CHANEL J12 ニューモデル クォーツ裏蓋 イメージ

↑実際の写真がないので、イメージ画像となります。

33mmのシースルーバックの裏蓋がそのままステンレスに置きかえられた感じです。

70%のパーツが改良・変更されたって言うけど

今回の2019年のモデルチェンジ・リニューアルで、70%ものパーツが改良・変更されたというのですが、個人的には逆に「何が変更されなかったのか」が気になるところです。

ケース、ダイヤル、ベゼル、針、リュウズ、ムーブメント、ブレスレット、裏蓋は変更されていますので、変更されていないものを予想するとネジ、ブレスピン、バックル等でしょうか。

以前と共通のパーツが存在するということは、様々な面でいいことだとも思います。

一番見分けやすいポイントは?

目の前にあるCHANEL J12が、リニューアル前のものなのか後のものなのか、裏蓋を見ずになるはやで判断するポイントはレイルウェイ目盛りと考えます。

CHANEL J12 新旧比較

赤丸の部分が黒くなっていたら(ブラックの場合は白くなっていたら)ニューモデルです。

今後の展開について

私も皆さまと同じように気になる次第です。

今回、38mmの自動巻きがモデルチェンジされたことにより、クロノグラフ等の39mm以上の定番モデルや、GMT、マリン、スーパーレッジェーラも(リリースされるなら)同じような内容のモデルチェンジ(デザイン、シースルーバック)になると思われます。

クロノグラフの予想画像は以下の記事になります。

さらにクロマティックの復活や、さらにさらにクロマティック×クロノグラフのリリースもあれば激しく嬉しいところです。

29mm以下のサイズについては、29mmのJ12 29MMはモデルチェンジすると考えていますが、19mmのJ12・XSはモデルチェンジしないと考えています。

と言いますのも、J12・XSは2016年販売開始の比較的新しいモデルということもあり、すでにモデルチェンジ済のような裏蓋になっているからです。

CHANEL J12・XS 裏蓋

↑19mmモデルJ12・XSの裏蓋

2020年の話については以下を参照ください。

後記

最後までお読みくださりありがとうございます。

この他にもCHANEL J12についてたくさん書いています。以下から気になる記事を読んでいってくださるとありがたいです。

また、CHANEL J12に関して気になることがあれば、ブログ内で検索してみてください。検索エンジンでは引っかからないことも見つけられる可能性があります。

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記事はここまでです。

Posted by sp-president