事業ローン(不動産担保)でいくらまで借りられるか
事業ローンの不動産担保型を取り扱っている会社はいくつかありますが、
「いくらまで」「どれくらい」借りれるのか、申し込みのWebサイトには記載していない場合も多いかと思います。
借入可能額の算出例
いくつか確認したところでは、
(不動産の評価額 × 0.7) - ローン残高
のようになることが多いようです。
評価額だけで決まるわけではないんですね。とても合理的です。
「0.7」というのは、70%のことです。
ざっくり言うと「ローン払い終わって、あなたのものになった按分(部分)の一部をお貸ししますよ」ということですね。
ちなみにこの「0.7」という割合は会社ごとに異なり、小さいほど審査が厳しいということになるかと思います。
金額の具体例
不動産の評価額が2000万円で、ローンの残高が1200万円の場合。
(2000万円 × 0.7) - 1200万円
となります。
2000万円 × 0.7 = 1400万円
ですので
1400万円 - 1200万円 = 200万円
となります。
評価額よりもローン残高が大事
例えば、
評価額が100万円増えると100万円×0.7ですので借入可能額は70万円増えます。
一方、ローン残高が100万円減ると借入可能額がそのまま100万円増えます。
つまり、ローンを長く支払っている人向き
長期ローンの場合、最初の方は利息分を払っている割合が多く、なかなか元本が減りません。
35年ローンで、10年くらい支払っているというような状態ではほとんど借りれないということになります。
ただし、算出方法はローン会社によって異なりますので、実際に確認してみるのが良いかと思います。
また、3親等以内の親族の不動産も担保にすることが可能という会社もありますので可能な場合はそちらも検討してみてはいかがでしょうか。
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