【閲覧注意】優しくなった「キモい」という言葉の変遷

特にそれほど気持ち悪い表現も画像も使用しませんが、念のため食事中の方とかは後回しにした方がいいかと思います。

日常会話でもよく使われる「キモい」という表現。

もちろん「気持ち悪い」の略でしょう。

私個人がこの「キモい」という言葉を最初に耳にしたのは1980年代中盤~後半だったと思います。

以下、私個人が感じた個人的な解釈が多いことをご了承ください。

その1980年代中盤~後半に耳にした「キモい」という言葉は

文字通りの「気持ち悪い」の略、という生易しいものではなく

この世の終わりを表現するかのような、「気持ち悪い」を遥かに超えた完全に別物の表現でした。

例えば、エイリアンやバタリアンや、踏みつぶされて内容物が飛び出たイモムシなど。基本的にはネバネバやヌチョヌチョや「溶け」などのゲル状のモノが伴うイメージです。

触れることなど到底不可能。

目にもしたくないような気持ち悪さで、幼児なら簡単に泣き出すようなレベルのものに対してのみ使うことが許される表現でした。

「嘔吐」や「悲鳴」を伴うほどの世界最高レベルの気持ち悪さ

それが私がそのころに抱いた「キモい」という言葉の印象です。

その言葉を聞くだけでもちょっと怖いくらいで、簡単に言葉として発してはいけないのです。

基本的には特定のモノ・事象を指すのですが、プラトン哲学のイデアというのでしょうか、個人的には「気持ち悪さ」そのものを表す恐怖の概念として捉えていたような気もします。

そこから10数年が経ち、Windows98のころ。

そこまでの10年間では一度も「キモい」という表現を耳にすることはなく、その言葉も忘れかけた私は平穏な日々を過ごしていました。

そんなある日、旭川在住の女性と話したときに彼女のクチから人間に対して「キモい」という表現が使われる場面に遭遇し、ひどく驚きました。

私自身に対して使われたわけではないのですが、それでもショックのあまり挙動不審になっていたことだと思います。

「キモい」が帰ってきた… もう10年も忘れていたのに…

札幌に帰り、大慌てで四国出身の友達に相談しました。

友達:「いや、キモいって言葉は人間には使っちゃあかんやろ」

私は激しく納得しました。

自分でも「キモい」という言葉の気持ち悪さは重々承知していたのですが、その友達が「人間には使わない」という暗黙のルールを言語化することで、その表現の非人道さ加減がより明確に見えてきたのです。

私だけではなくその友達も「人間には使わない」と表現していましたので、1980年代中盤~後半に私が抱いた「キモい」という言葉の印象は、経験している人は共感できる可能性が高いかと思います。

そして、1998年以降に「キモい」という表現を使用している方は、昔の「キモい」の本当の気持ち悪さを知らない別のユーザー層である可能性が高いと考えています。

「キモい」という言葉がこの世に復活してから20年あまりが経ちます。

そこからの「キモい」は従来の「キモい」に比べればはるかに軽く、「終焉感」などまったくない優しいものになったのだと思います。

もうあの頃のとがった「キモい」ではないのです。

それでも私は「キモい」という言葉を耳にするたびに震え上がる生活を強いられ、「キモい」という言葉を対人間で使用する人は非人道的な兵器を平気で使用する極悪非道に見える日々を過ごしてきました。

最近、少しずつではありますが「キモい」という言葉に対する耐性・免疫が強くなり、大人なのに「キモい」と表現する若いママ友にも囲まれ、ぎこちない笑顔の日々を送ることができています。

女性に「キモい」と言われても、そこまで自分を追い詰めることもなくなりました。

メンタル強いな。そこは反省すべきか?

以上。

後記

最後までお読みくださりありがとうございます。

こんなに更新したのに、現在はほぼ誰も見ていないゴミカスクズ無価値ブログです。

よければ(はてな)ブックマークや拡散をお願いいたします。

更新の原動力として励ましが欲しいのです…<(_ _)>

当ブログ内お薦め記事

記事はここまでです。