1/10 RC メルセデスベンツ G500を赤くする(11)ボディマウント編
前回の4本出しマフラー編から7か月ほどが経ちましたが
今回は、ボディマウントです。
目次
初めてのボディマウント
メルセデスベンツG500のシャシーとして考えていたのは、TAMIYAのCC01にビッグタイヤを履かせたものです。
マグネット式のボディマウントにしました。
車高を低くすることと、フロントタイヤを操舵したときにも当たらないようにギリギリを狙って高さを調整します。
シャシー側はこんな感じです。
画像だとアッサリですが、初のボディマウントなのでここに至るまでもいろいろありました。
- どんなパーツがあるのか調査
- パーツの選定、購入
- 取り付けの試行錯誤
まず、購入したのはマグネット部分。
こんな感じのパーツを購入しました。
このパーツ。今調べてみると、5mmのボディポスト用と6mmのボディポスト用があると思われます。(詳細不明、調査中)
私は間違えて5mmにすべきところを6mmを購入してしまった気がします。
とりあえず問題なくマウントできていますが、グラグラではあるので機会があれば買い直してつけ直すかもしれません。
5mm用のマウントキャップがあるのか?6mmのボディポストに装着するのか?
今回、ボディマウントをするにあたり、以下のサイトや動画を参考にしましたが、よく分からない部分については我流です。
フロントとリア、どちらを先に装着しても大きなメリットもデメリットもないと思いますので、好きな順番でいいと思います。
動画ではあっさりやられていますが、慣れないと、装着位置を決めるだけでも何度もやり直しが発生し、かなり大変でした。
マグネットボディマウントのメリット・デメリット
メリット
マグネットボディマウントのメリットは以下になるかと思います。
- ボディポストが見えなくなる(ステルス)ので格好いい
- ボディに穴をあける必要がない
- ボディの着脱が楽
まず、1点目の格好いい。
写真や動画を撮影する場合には大きなポイントになるかと思います。
ボディポストが見えると、明らかに「ラジコン」に見えます。リアリティを求めるならマグネットです。
そして、主流はマグネットで、ボディに穴があいていると「古い」印象を与えます。
2点目のボディの穴。
シャシーを変更するけどボディは使い回したい多くの場合、ボディマウントの位置も変わります。そうすると、マグネットマウントでない場合はボディの穴が増えることになります。
異なるシャシーで使いまわしているのか、ボディに12個の穴(3種類分のシャシー)があいているボディも見かけます。
また、ボディを売る場合。
シャシーがセットだったとしても、ボディ単体だったとしても、ボディに穴があいていない方が価値が高くなります。
3点目の着脱。
特にセッティング中など、ボディを頻繁に着脱する場合には、マグネットが楽です。
セッティング中にはボディをピン4本すべてで固定しないにしても、それでもマグネットの方が着脱が楽です。
マグネット着脱を一度体験すると、ピンでの固定は非常に面倒に感じられ、マグネット一択になると思います。
ちなみにですが、マグネットは「上に引っ張る」のではなく「横や前後にズラす」ことで楽にはずせます。
デメリット
マグネットボディマウントにもデメリットはあります。
- 価格が高い
- 重量が増える
- 初回の設定がとにかく大変
- 複数ボディに対して共用できない
まず1点目の価格。
ピンでとめる場合には、かかったとしてもピンくらいの費用です。
マグネットマウントの場合は、最低でもマウントキャップの費用(4つで1000円程度)がかかります。
その他にも、両面テープや延長パーツなどの費用がかかります。
細かいことですが、ボディの穴あけ用のリーマーは不要になる、とも言えますね。
2点目の重量。
マウントキャップやマグネット等、金属パーツが多く追加されますので、必然的に重量も増えます。
3点目の設定。
穴あけボディの場合は、ボディポストに合うボディ位置に穴をあけて、っキャッチの高さを決めるくらいの作業ですが、
マグネットマウントの場合は、位置を決めてボディを装着できるようにするための作業がとにかく大変です。最初の1回だけですが。
また、「どうやる」という定型フォーマットがあるわけでもなく、自分で好きなパーツを選んで自由にできる分、「(特に最初は)どうやればいいか分からない」という難しさもあります。
ボディを装着するというのが「目的」ですので、それが実現できるのなら方法はなんでもいいのです。
4点目の共用。
穴マウントの場合は、シャシー側に合わせてボディ側の穴の位置を決め、高さはピンで変更しますが、
マグネットマウントの場合は、諸々をボディに合わせることになります。
そのため、マグネットマウントの位置を調整するためのパーツが基本的にボディに合わせて変更することになります。
その他として、ボディマウントには強力な磁石が使われていますので、自動巻きの腕時計をしている方は近づけないように気をつけてください。
シャシー側リア
リア側は元々のボディポストにかぶせるタイプの延長ポストをつけてから、上記のマウントキャップを取り付けました。
シャシー側フロント
フロント側は、元々のポストを切断して、マウントキャップを取り付けました。
糸ノコ、弓ノコが見つからなかったので、カッターで地道に切断しました。
糸ノコに比べて綺麗に切断できましたが、マウントキャップでどちらにしろ見えなくなる部分です。
ボディ側
私の場合、マグネットをアルミシールで挟んでから、ボディとアルミシールを屋外用の弾力と厚みのある両面テープで取り付けました。
アルミシールでマグネットを挟んで、ボディ側に両面テープで取り付けます。
実際の取り付けの作業自体は、マグネット同士をシャシー側につけた状態で、ボディ側に両面テープで貼り付けました。そうすることで、表裏を間違えることもありません。
このリアの画像を見る限り、中心がズレるように思えますが、装着状態ではまったく問題ありません。そもそものボディポストが左右対称ではないのかもしれません。
実際の取り付け作業
今回、以下の順で位置を合わせました。
- 前後の大体の位置を合わせる
- 大体の高さを合わせる
- (左右の中心を見ながら)リアを合わせる
- (左右の中心を見ながら)フロントを合わせる
前後の位置は、横から見て
タイヤの中心とフェンダー・ホイールハウスの中心を合わせる
という作業を、前後で同時に行います。
ボディとシャシーの組み合わせによっては、(双方のホイールベースが同じとは限らず)理想的な位置が存在しないこともあるので、妥協点を探る作業になります。
リア側は操舵がありませんので、フロント側の操舵を考慮に入れた上で決めます。
気持ちはもっと下げたいところです。
次に高さを決めます。
高くしたいのか低くしたいのか。
前下がりにしたいのか、前上がりにしたいのか、水平にしたいのか。
私の場合、
- タイヤがボディに干渉しない程度にできるだけ低く
- 水平
にしました。
この作業でマウントキャッチの高さが決まることになります。
あとは両面テープを使っての位置決めとなります。
上から見て、タイヤのはみ出方が左右で同じになるように左右の中心位置も気にします。フロントについては、バンパーやグリルの中心位置も合わせるように気をつけました。
何度か貼り直しもしました。
強力両面テープをはがすときに、ボディの塗装もはがれてしまうのではないかと心配でしたが、無事に作業できました。
2022年09月10日追記
後日、走行チェックしてみると、ボディとタイヤの干渉がありました。
実走行する前に、操舵したときにボディとタイヤがぶつからないか、できる限りのチェックしておくことをお勧めします。
その方が、効率がいいですからね。
以上。
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- 1/10 RC メルセデスベンツ G500を赤くする(05)グリル複製失敗
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