TAMIYA 1/24 R32 GT-Rを極める制作記28 中研ぎすんの?しないの?どっち?
中研ぎとか研ぎ出しとか、やったことのない私にとっては、作業内容も目的・効能も未知です。間違いあったらすみません。
中研ぎと研ぎ出し
プラモデルのクリア塗装関連の作業には
「中研ぎ」と「研ぎ出し(仕上げ)」の2つがあるかと思います。
大雑把に
中研ぎは、最終クリア塗装の前にペーパーがけする作業だと思っています。
研ぎ出し(仕上げ)は、最終クリア後にコンパウンドがけする作業だと思っています。(コンパウンドの前にペーパーがけも入るのかな?初心者にとってはカオスです。)
図にするとこんな感じかと。
中研ぎって効果あるの?
研ぎ出しの効果は直感的に理解できるのですが、中研ぎの効果というのが直感的に理解できません。
これは「中研ぎした」「中研ぎしなかった」の両方を経験しないと分からないのかもしれません。
ただ、この面倒な中研ぎという工程はわりとメジャーだと思われますので、効果はそれなりに大きいのではないかと予想されます。
効果がないのに面倒なことする人は少ないですよね。
そして、今回の場合は色がガンメタ(メタリック)だったために、ガンメタの面をペーパーがけできませんが、ソリッドカラー(非メタリック)の場合はクリアの前にペーパーがけできるという話も聞きます。
そうすると、ソリッドカラーが平らになりますので、クリア1もそもそも必要ない気がします。
ちょっとこの辺りは経験積んでいかないと分かりませんね。
プラモデル詳しい人と会話する機会でもあればいいのですが。
ヤフー知恵袋とかに質問すると、
質問者のレベルが想定できないために、質問の意図を理解しきれていない
「回答者として無能」なプラモデル上級者が
上から高圧的な無益な回答しかしてくれないイメージですし。
どうして人ってああなってしまうんでしょうね。
本人が回答する時間も無駄な上に、質問者・閲覧者がその回答を読んでしまう時間も無駄。無駄。無駄。
自分も気をつけます。
で、ここで中研ぎについて再度調べてみました。
中研ぎの効果について書かれているブログは他にあまり見つけられなかったのですが、1つ見つけました。
森のワークベンチ というブログの 「TAMIYA 1/24 FAIRLADY 240ZG|中研ぎとクリア塗装」です。
要するに、中研ぎをしておくことで、最終クリア塗装前の塗装面が平らになるので、最終クリア塗装後の面もそこそこ平らになるので、研ぎ出しが楽になる、ということのようです。
つまり、光沢のレベルが上がるとか見た目の効能ではなく、後工程の作業を楽にするための作業、ということなのでしょう。
この 森のワークベンチ というブログ、面白く読ませてもらいました。
- TAMIYA 1/24 FAIRLADY 240ZG|中研ぎとクリア塗装
- TAMIYA 1/24 FAIRLADY 240ZG|研ぎ出し 水研ぎ篇
- TAMIYA 1/24 FAIRLADY 240ZG|研ぎ出し コンパウンド篇
職人ですね。
2022/02/27 追記
色々なブログを読んで気づいたのですが、中研ぎ後の最終クリアについて、希釈度を高めるというのでしょうか、薄め液を多くする人が多いようです。
中研ぎ後の平らな面に対して、薄め液多めのクリアで塗装することで、塗膜がより平らになるのかも、と思いました。
きっとそうなのでしょう。
中研ぎの謎は解けたというか、効能は理解できましたが、新たな謎が出てきました。
毎回、薄め液多めで塗装すればいいのに、それじゃあダメなの?どうして?
と思ってしまう私です。
おそらく、クリアの色味や硬さや下地を侵す(おかす)かどうか、とかなのだとは思います。
中研ぎ~研ぎ出しのパターン
中研ぎと研ぎ出し、
研ぎ出しをさらにペーパーがけとコンパウンドに分けて、パターンを洗い出すと(この前提が間違っていたらごめんなさい。体系的に分かりやすく書いてくれているところが見つけられません。)
- 中研ぎ無し 研ぎ出し無し
- 中研ぎ無し 研ぎ出しコンパウンドのみ
- 中研ぎ無し 研ぎ出しペーパー+コンパウンド
- 中研ぎあり 研ぎ出し無し
- 中研ぎあり 研ぎ出しコンパウンドのみ
- 中研ぎあり 研ぎ出しペーパー+コンパウンド
になるかと思います。
ちなみに、研ぎ出しのペーパーがけのあとにコンパウンド無しというのはあり得ないと考えていますので上記のようなパターンになります。
1.中研ぎ無し 研ぎ出し無し
1は梨地というものになるのでしょうか。クリア塗装で終わるということです。
光沢はありますが、でこぼこが大きいと思われます。
上級者になるにつれて、このパターンは少なくなると思います。
2.中研ぎ無し 研ぎ出しコンパウンドのみ
2は、実際にはあり得ないパターンだと考えています。
というのも、(ペーパーがけ無しで)梨地を平らにせずにコンパウンドで磨いてもいいことない気がします。
3.中研ぎ無し 研ぎ出しペーパー+コンパウンド
3は、中研ぎの効果が分からない人。このパターンに落ち着くのではないでしょうか。
4.中研ぎあり 研ぎ出し無し
4は意外とあるのかもしれません。というのも、ある本で読んだのですが、中研ぎして、最終クリア塗装し、研ぎ出しせずにそれで終わる人がいる、という記載を本やブログで読んだことがある気がします。
たしかに理論上は、平らな面に平らな塗装ができる人であれば、研ぎ出しは不要かと思います。
5.中研ぎあり 研ぎ出しコンパウンドのみ
5はどうなんでしょう。中研ぎしているので、最終クリアはそこそこ平らだと思うので、これで充分だったりするのでしょうか。
6.中研ぎあり 研ぎ出しペーパー+コンパウンド
6までいくと、逆に意味がない気がします。
というのも、2回同じことをしていることになる気がするので。
私は今回は中研ぎしません
今回、私は中研ぎしないことにしたいと思います。
上で言うところのパターン3です。
理由は(失敗が重なっていますので)
「もうこれ以上塗装作業を増やしたくないから」
です。
以上。
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