TAMIYA 1/24 R32 GT-Rを極める制作記29 研ぎ出しの不思議
前回、「中研ぎをしない」という決断をしましたが、その目的は「もうこれ以上塗装作業を増やしたくない」ということです。
で、ここから(自称)研ぎ出し作業に入ります。
コスパよく進めたいので、「目立つような大きな面だけ」対応したいと思います。
完全なる我流ですが、作業としては
- 2000番での水研ぎ
- 家にあった実車用の極細目コンパウンドで磨く
以上です。
作業前はこんな感じです。
2000番ペーパーがけ
100円ショップのセリアで購入したスポンジやすり2000番で磨いていきます。
やすりがけします。
まずはルーフから。
光沢がなくなり、かなり不安になりますが、先人のブログ(塗装し直さなくても磨いて綺麗にできる)の記述を信じて進めます。
磨けた部分は光沢がなくなりますので、まだらに光沢になっている部分がなくなるまで削ります。クリアは厚めに吹いたので大丈夫なはず。
そして、水研ぎしているとどこが磨けていないか分かりづらいので、定期的にティッシュペーパーで拭き取って、磨けていない部分を確認して、また水研ぎ、という作業を繰り返します。
↓まだまだですね。
2000番をかけ終えたところでこんな感じです。↓
光沢はありませんが、平らになりました。
コンパウンド
節約のために、家にあったこちらを使いました。
実車用に20年くらい前に買ったものだと記憶しています。
ペースト状です。
指でルーフに塗って、グルグルグルグル撫でて、そこから何かしらの布で拭きました。
で、その状態では光沢はまったく増えていないのですが、コンパウンドを拭き取ってからも布で何度もごしごし磨きます。
不思議なことに、コンパウンドがもうプラモデル側に付着していないように見えるのですが、そこからそのまま磨き続けるとどんどん光沢が増えていくのです。
毎回、これが不思議に感じてしまいます。
布側に付着しているコンパウンドで磨いているということでしょうか。
そして、磨き終えるとこんな感じになりました。
パネルライン等につまったコンパウンドは、やわらかめの使用済み歯ブラシでかき出します。
一応、鏡面のようになったかと。
安堵。
研ぎ出し済みのルーフと未研ぎ出しのトランクに映っているのは同じ光源なのですが、ルーフに比べトランクは光が乱反射しているのが分かります。
研ぎ出しは、夜中にリビングルームでも作業できるのがいいですね。
研ぎ出しの不思議
画像では分かりづらいのですが、実物を目で見ると、
ルーフの方が平らなのですが、
トランクの方が明るく感じるのです。
自分以外の他の家族にも確認したので、間違いではないと思います。
乱反射で光源が大きく見えているのとは別問題だと思います。光の強さが違うのです。
つまり、研ぎ出しすると平らになるけど、艶は落ちるということでしょうか。
鏡面も大事ですが、艶も捨てがたく。
もしかして、前回書いた「中研ぎ+最終クリア塗装後に、研ぎ出ししない人」は、鏡面と艶の両方を手に入れるためにそうしているのでしょうか。
謎は解けていませんが、作業は以上です。
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