CHANEL J12 基本(01)名前(種類)
ここではCHANEL 12について、各製品の全体的な共通点と相違点についてざっくり説明したい…
と思ったのですが、まずは各製品の「名前(種類)」だけでかなり長い1ページになりそうです…
CHANEL J12 の「名前」
2019年08年現在、CHANEL J12のWebサイトを見ると各腕時計の詳細のところに「名前」という記載があり、CHANEL J12のグループの構成として以下の種類があります。
- J12
- J12 ファントム
- J12 ジュエリー
- J12 アンタイトル
- J12-G10 GLOSS
- J12 インテンス ブラック
- J12 29MM
- J12・XS
- J12 クロノグラフ
- J12 GMT
- J12 キャリバー 3125
- J12-365
- J12 ファーズ ドゥ リュヌ
- J12・XS ハイジュエリー
- J12 フライング トゥールビヨン
- J12 フライング トゥールビヨン スケルトン
- J12 RMT
- J12 エディション ノワール(2019年09月追加)
- J12 パラドックス(2020年05月追加)
- J12・20(2020年05月追加)
- J12・20 エナメル(2020年07月追加)
多いですね。
この「名前」というのが、「J12」というものの1つ下のカテゴリーになるのだと思います。「系統」「系列」「コンセプト」「テーマ」という言葉が近い印象でしょうか。
以前のことは分からないのですが、おそらくこの「名前」というところに「MARINE」「Superleggera]「G10」もあったのだと思います。
上に書いていないものを(予想を含めて)一部列挙すると、以下があるかと思います。
- J12 Superleggera
- J12 トゥールビヨン
- J12 MARINE
- J12 クロマティック
- J12 ブルーライト
- J12 コレクター
- J12 G10
- J12 ミラー
- J12 ピンクライト
- J12 グラフィティ
- J12 マドモアゼル
ここからさらにカラー(ホワイト/ブラック)やダイヤル、ベゼルの種類で別れることになります。
この「名前」が同じものの中に「カラー」「ダイヤル」「ベゼル」があるので、「カラー」「ダイヤル」「ベゼル」よりも上に「名前」があることになります。
しかし、「サイズ」についての解釈が難しいところです。
33mmと38mmは同じ「J12」に属するのですが、29mmは「J12 29MM」として、19mmは「J12・XS」として独立しているのです。
33mmと38mmでは同じ「コンセプト」だけれども、29mmや19mmはサイズ以前に「コンセプト」からして違う、またはサイズが変わることによりコンセプトまで変わる、という風に解釈したいと思います。
基本的に、ほとんどのものにブラックとホワイトがあります。
「J12」
↑CHANEL J12 White 38mm H5700
「J12」はもっとも基本的なコンセプトになります。
「J12 クラシック」という呼称もあるようです。
このJ12の中に、
- サイズ:33mm/38mm
- カラー:ホワイト/ブラック
- インデックス:数字/ダイヤ
- ベゼル:セラミック/ダイヤ
- ダイヤル:無地(プレーン)/パール
- ベルト:セラミックブレス/レザーベルト/ラバーベルト
という要素があり、(2019年08月現在で)17種類くらいのラインナップがあります。(すべての組み合わせが存在するわけではありません)
「針の色」もこの「要素」と言えるのかもしれませんが、ここでは「針の色」は「カラー」と「インデックス」によって決まるものとして考えます。
針の色については、「CHANEL J12の針の色」を参照願います。
なお、2019年08月現在はベルトの種類はセラミックブレスのみです。
このもっとも基本的な「J12」が、もっとも基本的な(とCHANELが考える)サイズである33mm(レディース)と38mm(メンズ)をカバーしています。
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「J12 ファントム」
↑CHANEL J12 ファントム(ブラック)38mm H6185
「J12 ファントム」の特徴としては、以下になります。
- カレンダーがない
- インデックスは本体カラーと同系色の立体仕上げとなる
- (現行ファントムの)針の色はシルバー
- 29mm、33mm、38mmの3サイズが存在する
ファントムの一番の特徴は、インデックス(アラビア数字)の色が本体と同系色でアプライド装飾?という立体仕上げになっていることにより、インデックスの影ができる、ということだと思います。
この「影」が「ファントム」の由来なのではないでしょうか。
ただし、
- ホワイト:インデックスもホワイト、背景(ダイヤル)が白なので影が見える
- ブラック:インデックスはグレー、背景も黒なので影が見えない
ファントムはもともとJ12「ホワイト」の10周年記念(2013年?)として発表されたもので当時はホワイトのみでした。こちらのファントムの針の色はホワイトです。
一方、ブラックのファントム的な位置づけとして2014年に「インテンスブラック」というものが発表されています。
この2013年のファントムホワイトと2014年のインテンスブラックが2019年08月に統合され「ファントム」(ホワイト/ブラック)になったと考えています。
ファントムブラックはインテンスブラックの後継と言えるような気がします。
ただし、インテンスブラックは針の色もブラックになります。
歴代ファントム、インテンスブラックの型番(リファレンス)は(29mmも含め)以下になります。
2013~2014年
- ファントムホワイト 29mm H3705
- ファントムホワイト 33mm H3442
- ファントムホワイト 38mm H3443
- インテンスブラック 29mm H4196 (2019年08月現在も販売中)
- インテンスブラック 33mm H3828
- インテンスブラック 38mm H3829
2019年08月
なお、2013~2014年の製品にはベゼルに15分毎の数字がなくすべて目盛りになりますが、2019年の製品には15分毎の数字が存在します。
参考までに、ファントムホワイトの中古品は文字盤の黄ばみが目立つものがありますので気をつけてください。
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ファントムについては、当ブログ内に個別解説記事を作成しました。
「J12 ジュエリー」
意外と定義が難しいのが「J12 ジュエリー」です。
と言いますのも、「J12」にもダイヤやホワイトゴールドをふんだんに使ったモデルがあるからです。
↓インデックスにもベゼルにもダイヤが使用されているのですが
↑CHANEL J12 H3111
こちらは「J12 ジュエリー」ではなく「J12」になります。
おそらく、ベゼルやバックルにステンレススチールが使用しているためかと思われます。
↑CHANEL J12 38mm H6159
なんと、こちらも「J12 ジュエリー」ではなく「J12」になります。
こちらのベゼルは18Kホワイトゴールドのようですが、バックルの素材が分かりません。それが「J12」となっている理由なのでしょうか。
↓最後にこちら。
↑こちらは「J12 ジュエリー」 CHANEL J12 ジュエリー H3386
ダイヤルはおそらくマザーオブパールで、ベゼルやインデックスにもダイヤが使用されています。
他と違うのは、バックルがプラチナということ。
ベゼルの詳細が分からないのですが、ステンレススチールではなく、18Kホワイトゴールドかプラチナになるのでしょう。
「眼に見えるところステンレススチールが使われていない」というのが、「J12 ジュエリー」の必要条件なのかもしれません。
裏蓋の素材は何になっているのでしょう。
「J12 アンタイトル」
アンタイトル。英語ではUNTITLED。
2018年06月01日からホワイト/ブラック各1200本限定で発売されているようです。
限定商品なのに1年以上経っても残っているというのは、割と人気がないということでしょうか。それとも、38mmしかないため33mmとのペアウォッチができないからでしょうか。
↑CHANEL J12 アンタイトル(ブラック) 38mm H5581
↑CHANEL J12 アンタイトル(ホワイト)38mm H5581
賛否が分かれるところかもしれませんが、個人的には結構好きです。格好いいですね。
カタログには以下のような画像がありました。数量限定で売られたようです。
UNTITLED 1~12です。このコンセプト画像、よく見ると通常のUNTITLEDとは異なりリュウズがとがっています。ダイヤでしょうか。
個人的には「4」が好きです。
何か大きな模様が入っているとは思ったのですが「12」だったんですね。
アンタイトルについては、当ブログ内に個別解説記事を作成しました。
「J12-G10 GLOSS」
先に発売し、現在は発売していない「J12-G10」の派生版です。
まず「G10」というのは超大雑把にいうと、ナイロンストラップ(ベルト)のことです。NATOストラップともいわれます。「GLOSS」というのは艶という意味です。
「J12-G10」については後で記載する予定ですが、簡単に説明するとセラミックブレスレットではなく、レザーベルトとナイロンストラップの2つのベルトを付属した製品になります。
その「J12-G10」に「GLOSS」を追加した「J12-G10 GLOSS」
G10のレザーベルトをエナメルカーフにしたレディース(33mm)になります。なお、「J12-G10 GLOSS」は「J12-G10」とは異なり、クロマティックは存在しません。
↑CHANEL J12-G10 GLOSS H4656
ブラックセラミック版もあります。
針とインデックスの色がシルバーです。
ホワイトのナイロンベルトはあっという間に汚れそうですね。
ベルトが2本ついており、着せ替えできるのがこのモデルの特徴になります。
中古ではどちらかしかついていないものもありますので、購入の際には理解した上で購入するのと後悔しないかと思います。
J12-G10 GLOSSについては、当ブログ内に個別解説記事を作成しました。
「J12 インテンス ブラック」
↑CHANEL J12 インテンスブラック 29mm H4196
インテンスブラックは、ブラックのみとなります。
「intense」を調べてみると「激しい」等の意味でした。インテンショナルファールのintenseなんでしょうね。
インテンスブラックの特徴は、
- ベゼルに数字の目盛りがない
- インデックスの数字の色が黒
- 針の色もブラック
- カレンダーがない
でしょう。
製品のバリエーションは以下の3つになります。
- H4196 29mm(2019年09月現在発売中)
- H3828 33mm
- H3829 38mm
現在は29mmのみになります。33mmと38mmは後継となる2019年ニューモデルのファントムのブラックとしてリリースされています。
ベゼルに数字がないところが、ブラックファントムよりも格好いいです。
カレンダーもないですし、いいですね~
インテンスブラックについては、当ブログ内に個別解説記事を作成しました。
「J12 29MM」
CHANEL J12のケースサイズが29mmのものになります。2010年販売開始です。
↑CHANEL J12 29MM H2569
J12 29MMの特徴は以下になります。
- ケースサイズが29mm
- クォーツ
- カレンダーが無い
- インデックスの3,6,9,12のみが数字
ホワイトもブラックもありますし、ダイヤベゼルもあります。パールダイヤルもあります。
なお、インテンスブラックのH4196(29mm)は、「J12 29MM」ではなく「J12 インテンスブラック」になります。
「H4196よ、お前は一体何なんだ?J12 29MMなのか?それともJ12 インテンスブラックなのか?どっちなんだ?」となった場合に、インテンスブラックということです、か?
29MMについては、当ブログ内に個別解説記事を作成しました。
「J12・XS」
CHANEL J12のケースサイズが19mmのものになります。
↑CHANEL J12・XS H5237
J12・XSの特徴は以下になります。
- ケースサイズが19mm
- クォーツ
- カレンダーが無い
- インデックスがない
- ダイヤルのフランジに32個のダイヤ
- 2針(秒針がない)
カフやグローブとセットになっているものもあります。
先にカフ・グローブ版(H4663,H4664,H4665,H4872)がリリースされ、その後の2017年05月にセラミックブレス版(H5235,H5236,H5237,H5238)がリリースされています。
ちなみに、J12・XSの裏蓋は以下のような感じになっており、2019年以前の29mm以上のモデルの裏蓋とは異なります。
XSについては、当ブログ内に個別解説記事を作成しました。
「J12 クロノグラフ」
CHANEL J12のケースサイズが41mmで、クロノグラフ(ストップウォッチ)が搭載されたものになります。
ただし、Superleggeraはクロノグラフ搭載ですが「Superleggera」という名前になります。
↑CHANEL J12 クロノグラフ ホワイト 9Pダイヤ H2009
今までリリースされた「主な」クロノグラフは4種類あり、
となっています。
勝手な予想ですが、男性の一番人気はクロノグラフのH0940なのではないかと思っています。
↑CHANEL J12 クロノグラフ ブラック 41mm H0940
多くの男性はCHANEL J12に限らず「クロノグラフ」が好きだと思いますので、女性の方は覚えておくといつか役に立つかもしれません。
クロノメーターになります。
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クロノグラフについては、当ブログ内に個別解説記事を作成しました。
「J12 GMT」
GMTというのは、グリニッジ標準時(Greenwich Mean Time)のことです。
3針の他にGMT針というものがあり、それと24時間を示すベゼルを組み合わせることで、通常の時針以外のもう1ヶ所(都市)の時間を表示できるという機能です。
↑CHANEL J12 GMT ブラック 41mm H3101
↑の場合だと、10時10分の他のもう1ヶ所の時間としては、午前07時10分ということになるのだと思います。
例えば、自分が単身で海外赴任しているときに、家族がいる場所の時刻を常に知れると便利ですよね。しかも午前午後が分かる24時間表示。
ちなみに、このJ12 GMTには8種類ありまして、以下のような感じです。
Ref | インサート | 色 | サイズ |
H2012 | あり | 黒 | 42mm |
H2126 | あり | 白 | 42mm |
H2620 | あり | 黒 | 42mm |
H2916 | あり | 黒 | 42mm |
H3099 | なし | クロマティック | 41mm |
H3101☆ | なし | 黒 | 41mm |
H3102 | なし | 黒 | 38mm |
H3103☆ | なし | 白 | 38mm |
☆が2019年09月現在で販売中のものです。
H2620は、H2012のレザーベルト版になります。
上の「インサート」というのはベゼルインサートのことで、J12 GMTにはベゼルインサートがあるものとないものがあります。現在販売中の2つはいずれも「ベゼルインサートなし」版です。
ベゼルインサート「あり」のJ12 GMTは↓こんな感じです。
↑CHANEL J12 GMT ブラック 42mm H2012
ベゼルの有無でかなり印象が変わりますね。
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[itemlink post_id="4740"]
GMTについては、当ブログ内に個別解説記事を作成しました。
「J12 キャリバー 3125」
↑CHANEL J12 キャリバー 3125 H2918
オーデマ・ピゲ社製のムーブメントであるキャリバー3125を搭載した、シースルーバックのモデルです。カレンダーの向きが通常のJ12とは異なります。
リファレンスはH2129(ブラック)とH2918(マットブラック)のみです。
「J12-365」
「365日、いつもあなたのそばに」的なありがちコンセプトなのかと予想しましたが、半分正解のようで「365日使えるデイリーウォッチ」に加え「ケースサイズ36.5mm」というダブルミーニングのようです。
シャネルの線引きである「38mmメンズ」「33mmレディース」の境界線上にあるこのJ12-365ですが、ムーブメントがオートマチックであること考えるとメンズよりのユニセックスなのでしょうか。1サイズ展開ですし。
勝手にターゲット(客層)を予想すると、ミドルエイジ以降の落ち着いたハイソな方々かと思います。デイリーユースと機能にしては少し価格が高めな気がしますが、ハイソ向けということで。
デザインの特徴としては、カレンダーとスモールセコンドが6時方向にあり、SuperleggeraのH3409や、GMTのH3102のようにベゼルインサートが無いというか、風防がベゼルのギリギリまでいっていることです。
ベゼルのカラーはゴールド系(ベージュゴールド)とシルバー系があります。
「カチカチ動く秒針がなく、相手に時間を意識させない2針こそが最もフォーマル」というような説明を見たことがありますが、2針+スモールセコンドもそれに近いモノがあるのでしょうか。スモセコでしかもオートマチックなら秒針の動きもほとんど気になりませんよね。
個人的に気になるのが読み方。
私は「J12」を「ジェイトゥエルヴ」派なので「365」も英語で「スリーシックスファイブ」でしょうか。「スリーハンドレット~」は長いですよね。
「J12」を「じぇいじゅうに」派の人は「さんろくご」でしょうか。
ま、読み方なんてなんでもいいのですが。どうせリアルで人と会話する機会もないし。
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J12-365については、当ブログ内に個別解説記事を作成しました。
「J12 ファーズ ドゥ リュヌ」
ファーズ ドゥ リュヌ、読みづらいですね。
phase de lune、要するにムーンフェイズです。
↑CHANEL J12 ファーズ ドゥ リュヌ ブラック 38mm H3406
特徴としては
- ケースサイズ38mm
- 自動巻き
- ベゼルが細い
といったものになります。
細いベゼルはこの ファーズ ドゥ リュヌ 専用でしょうか。
ムーンフェイズのサブダイヤルは、アベンチュリンという石が使われていて、ホワイトモデルもサブダイヤルは黒っぽい色になります。
↑CHANEL J12 ファーズ ドゥ リュヌ ホワイト 38mm H3405
ムーンフェイズは、背景が回るタイプではなく、サブダイヤルの針が月の位相を示すタイプです。
ファーズ ドゥ リュヌについては、当ブログ内に個別解説記事を作成しました。
「J12・XS ハイジュエリー」
CHANEL J12のケースサイズが19mmのもので、さらに宝石・貴金属が贅沢にあしらわれたもの、ということでしょうか。
2019年10月現在、J12・XS ハイジュエリーに設定されているのは以下の2つのみです。
↑J12・XS ハイジュエリー H4937
↑J12・XS ハイジュエリー H4938
実物を目にすることは一生ない気がします。
「J12 フライング トゥールビヨン」
「フライング トゥールビヨン」というものがあるのですね。CHANELの造語かと思いました。
白と黒とダイヤがあり、白と黒はそれぞれ50本、ダイヤは12本のシリアルナンバー入りの限定生産になります。
↑J12 フライング トゥールビヨン H4563
2針で、時針と分針が短めで中心が上にずれています。J12感が薄めです。
「J12 フライング トゥールビヨン スケルトン」
フライング トゥールビヨンのスケルトン版です。
ラインナップはH4562のみです。
↑J12 フライング トゥールビヨン スケルトン H4562
「J12 RMT」
レトログラード ミステリユーズ。超変態逆行時計です。
↑CHANEL J12 RMT ブラック 47mm H2971
詳しくは以下に記載しました。
「J12 エディション ノワール」
↑CHANEL J12 エディション ノワール 38mm H6347のことです。
55本限定製造です。
「J12 クロマティック」
↑CHANEL J12 CHROMATIC 38mm H2979
「種類」と呼ぶのが適切なのかどうか分かりませんが、2011年06月から販売されていた「新色」です。
チタンセラミックというもので、ダイヤモンドパウダーで研磨したもののようです。硬度が高いようです。
実物のカラーはかなり独特で、実物を見てみることをお勧めします。私は鏡のような色(という表現もおかしいのですが)に感じました。
以下、参考レビューです。
なお、2016年くらいに販売終了になっています。
↑CHANEL J12 CHROMATIC 38mm H2979
「J12 Superleggera」
CHANEL J12のスーパーレッジェーラは、インダイヤルを2つ持ったクロノグラフで、ケースサイズ42mmです。
以下はCHANEL J12 スーパーレッジェーラのリファレンスと特徴になります。
当時のことは分からないこともありますので、以下一部推測が入っています。
スーパーレッジェーラはイタリア語で「超軽量」という意味で、2005年にアルミを採用したH1624が発売されました。(H1624の重さは近日測定予定です。)さらに2006年に、H1624よりも30%軽くなったラバー版のH2004がリリースされました。
H2004とH2019の違いについては調査中です。
スーパーレッジェーラの後期版とも言える後継のH3409とH3410にいては、それ以前のスーパーレッジェーラとベゼルインサートのデザインも変わり、ブレスレットもセラミックになり、重さも150g超となりもともとの「超軽量」というコンセプトも失われ、デザイン的なコンセプトと名前だけが引き継がれたのでしょう。
2019年10月現在で販売されているスーパーレッジェーラはありません。
中古市場ではH3409とH3410はかなりの高値が設定されています。
2019年以降、スーパーレッジェーラもリニューアルが期待されるところです。
スーパーレッジェーラについては、当ブログ内に個別解説記事を作成しました。
「J12 ミラー」
CHANEL J12 MIRRORは、ダイヤル(文字盤)に鏡(ミラー)を用いたものになります。
↑CHANEL J12 MIRROR 38mm H4862
詳しくは以下記事を参照願います。
「J12 マリン」
CHANEL J12 MARINEは、以下の特徴を持った腕時計になります。
- セミラックケース
- 300m防水
- ラバーブレスレット
- オートマティック
↑CHANEL J12 MARINE H2558
CHANEL J12 MARINEについては以下記事を参照願います。
「J12 グラフィティ」
CHANEL J12 グラフィティは、ダイヤルとベゼルにある数字が下に崩れ落ちたようなデザインの腕時計です。
↑CHANEL J12 GRAFFITI 38mm H5240
CHANEL J12 グラフィティについては以下記事を参照願います。動画もあり、面白いと思います。
「J12 マドモアゼル」
CHANEL J12 マドモアゼルは、シャネルの創業者であるココ・シャネルのキャラクターをあしらった腕時計です。
↑CHANEL J12 マドモアゼル(ブラック) 38mm H5242
CHANEL J12 マドモアゼルについては以下記事を参照願います。動画もあります。
「J12 トゥールビヨン」
CHANEL J12 トゥールビヨンは、トゥールビヨンを搭載した腕時計になります。
↑CHANEL J12 TOURBILLON 38mm H1712
すでに販売を終了している商品で、現在は(上に記載した)フライングトゥールビヨンに置き換わっています。
CHANEL J12 トゥールビヨンについては、以下記事を参照願います。
「J12 コレクター」
CHANEL J12 コレクターというのは、↓のようなホワイト×パステルカラーベゼルのものになります。
CHANEL J12 コレクターについては、以下記事を参照願います。
「J12 ノワールインテンス」
CHANEL J12 ノワールインテンスは、H2418のみになります。
H2418については、以下記事を参照願います。
「J12 ブルーライト」
CHANEL J12 ピンクライトは、インデックスの数字の夜光塗料がブルーになっている腕時計です。
↑CHANEL J12 ブルーライト 33mm H3826
CHANEL J12 ブルーライトについては、以下記事を参照願います。
「J12 ピンクライト」
CHANEL J12 ピンクライトは、インデックスの数字の夜光塗料がピンクになっている腕時計です。
↑CHANEL J12 ピンクライト 38mm H4864
CHANEL J12 ピンクライトについては、以下記事を参照願います。
「J12 エディションノワール」
CHANEL J12 エディションノワールはH6347のみになります。
CHANEL J12 エディション ノワールについては、以下記事を参照願います。
「J12 パラドックス」
CHANEL J12 パラドックスは2020年発表の白系と黒の両方で構成された腕時計になります。
↑CHANEL J12 パラドックス 38mm H6515
CHANEL J12 パラドックスについては、以下記事を参照願います。
「J12 X-RAY」
CHANEL J12 X-RAYは2020年発表のスケルトンな腕時計です。
現在のところ、X-RAYはH6249のみになります。
CHANEL J12 X-RAY H6249については、以下記事を参照願います。
「J12・20」
CHANEL J12・20は、2020年に発表された20のモチーフがあしらわれた腕時計です。
CHANEL J12・20については、以下記事を参照願います。
「J12・20 エナメル」
↑CHANEL J12・20 enamel ブラック 38mm H6625
CHANEL J12・20 エナメルについては、以下記事を参照願います。
「J12 G10」
執筆中です。
CHANEL J12の種類
CHANEL J12には実は多くの種類(シリーズ、バリエーション)があります。以下に当ブログ内の個別解説ページへのリンクを記載します。
- CHANEL J12 クロノグラフとは
- CHANEL J12 スーパーレッジェーラとは
- CHANEL J12 トゥールビヨンとは
- CHANEL J12 GMTとは
- CHANEL J12 Noir Intenseとは
- CHANEL J12 RMTとは
- CHANEL J12 MARINEとは
- CHANEL J12 29MMとは
- CHANEL J12 ファントムとは
- CHANEL J12 ファーズ ドゥ リュヌとは
- CHANEL J12 ブルーライトとは
- CHANEL J12 インテンスブラックとは
- CHANEL J12-365とは
- CHANEL J12 コレクターとは
- CHANEL J12 フライングトゥールビヨンとは
- CHANEL J12-G10 GLOSSとは
- CHANEL J12 ミラーとは
- CHANEL J12 ピンクライトとは
- CHANEL J12・XSとは
- CHANEL J12 グラフィティとは
- CHANEL マドモアゼル J12とは
- CHANEL J12 アンタイトルとは
- CHANEL J12 エディション ノワールとは
- CHANEL J12 パラドックスとは
- CHANEL J12 X-RAYとは
- CHANEL J12・20とは
- CHANEL J12・20 エナメルとは
- CHANEL マドモアゼル J12 アクテIIとは
- CHANEL J12 エレクトロ ドリームとは
- CHANEL J12 ピンク ブラッシュとは
- CHANEL J12 ダイヤモンド トゥールビヨンとは
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