2019年トノサマバッタ日記(03)ー孵化(3)

2019-06-12




観察して分かった内容を記載します。

トノサマバッタ 1齢幼虫
トノサマバッタ 1齢幼虫

まず、孵化初日は餌を食べませんでした。

2日目からは餌を食べています。

食べたと思われるものはレタス、カツオ節、鈴虫用の粉末餌、稲系の雑草です。キャベツとキュウリはまだ食べていないように思えます。

それほど食欲は旺盛ではなさそうです。

フンもします。

居場所

「少しでも暖かい場所」「稲系の雑草の穂の部分」「縦に生えた草」と思われます。

トノサマバッタ 1齢幼虫

猫草と稲穂が大人気です。猫草は食べてはいないと思われます。

どうも、昼よりも夜(部屋は明るい)になると猫草に集まる数が増える気がします。

トノサマバッタ 1齢幼虫

活動

それほど活発に動作するわけではありません。基本的に場所はあまり動かず、その場でモゴモゴしています。他のバッタ(兄弟)は良くも悪くも気にならないようです。自分の行きたいところに他のバッタがいても気にせずバッタの上を上っていきます。上られた方も気にしていないように見えます。

信じられない行動

1匹だけ、殻を脱ぐのに失敗して、両足に殻が絡まったままになってしまった個体がいました。

左右の足がつながっているような状態になっているので、何とかしてあげたいと思っていたところ、他の個体が殻をかじって取ってあげようとする行動がありました。ただ単に殻を食べようとしただけなのかもしれませんが、私には他のバッタを助けようとしている行動に見えました。

このバッタについては、かわいそうだったので細心の注意を払いピンセットを2つ使って足にくっついている殻を破き、左右の足を分離することに成功しました。この作業の前から足は曲がってしまっていたので完全に治ったわけではありませんが、左右の足を自由に動かせることにはなりました。足がモゲないように5mm程度の小さなバッタを手術するのは神経がすり減りました。

環境の移行

ケースの上にガーゼを張っている状態だと、餌がやりづらい、観察しづらいなどいろいろありましたので、新しいケースを飼いました。

今後、バッタが大きくなりますので少し大きめのケースにし、上の蓋からバッタが逃げないものにしました。

ついでに、ペットショップで売っていた犬・猫用の草?も入れました。

トノサマバッタ 飼育環境

奥側に見えるのは、脱皮時用の止まり木?です。鈴虫用が売っていたので購入しました。

土は大きなメリットもないと思われたので入れませんでした。小さい虫の発生が減るかと思います。ただしバッタのフンは土がないと目立ちます。

約80匹の小さな小さなバッタを別のケースに移動するのは一苦労でした。折り紙を使って、バッタの体の下に滑り込ませるように入れて、すくって1匹ずつ移動しました。

純粋な疑問

バッタ全般への疑問なのですが、跳ねる前に着地のことを考えているんですかね?なんか、後先考えずに行き当たりバッタりで跳ねているように思えます。ちゃんとどこかを目指して跳んでいるのでしょうか。

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