PostgreSQLのLinuxパッケージの種類とインストール順

2021-12-09




LINUXで yum や rpm でインストールするときにパッケージを指定する必要がありますが、PostgreSQLの場合にはいくつかのパッケージがあります。

ここではインストールする準備として、パッケージの種類と順序について記載します。

PostgreSQL

PostgreSQLパッケージの種類

PostgreSQLの主なパッケージは以下になります。

なお、「XX」はバージョンになります。

パッケージ名の後半は省略しています。

RPMパッケージ概要
postgresqlXX-libs★必須
PostgreSQLに必要なライブラリ群
libpqなど
postgresqlXX-server★必須 ★メイン
データベースサーバ機能
initdbやpg_ctlなどのPostgreSQLのサーバユーティリティ
postgresqlXX★必須
クライアント向け機能
psqlやpg_dumpなどのPostgreSQLのクライアントユーティリティ
postgresqlXX-contribPostgreSQLの拡張機能
pgbenchやpg_statstatementなどのPostgreSQLのcontribモジュール
必要な人のみ
contrib 「L」じゃなく「R」です
contributeの略?
postgresqlXX-develヘッダやpg_configなどの開発用モジュール
必要な人のみ
postgresqlXX-testテスト用モジュール
必要な人のみ
postgresqlXX-docPostgreSQLのドキュメント
必要な人のみ

PostgreSQLパッケージのインストール順

ここまでで、大事なパッケージは

  • postgresqlXX-libs
  • postgresqlXX-server
  • postgresqlXX

ということが分かりました。

で、メインは「postgresqlXX-server」です。

これをインストールすれば、依存関係を調べて必要なパッケージもインストールされるので終了です。

つまり、「postgresqlXX-server」だけをインストールすればいいのです。

私は、先に「postgresqlXX」をインストールしようとして

「requires postgreslqXX-libs」のようなことを言われてしまいました。

最初から「postgresqlXX-server」をインストールすれば、それだけで済んだのですが

  1. postgresqlXX-libs
  2. postgresqlXX
  3. postgresqlXX-server

という順で3つインストールする羽目になってしまいました。

手間だけの問題なのですが、知っている方がスマートですね。

参考サイト

以上。

後記

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