CHANEL J12のセラミックは陶磁器(粘土)じゃないよ

2020-02-21

CHANEL J12に使用されている「セラミック」という言葉

セラミックというと、私などは「陶磁器=粘土を焼いたもの」を想像してしまいます。

しかし、陶磁器というのは「ファインセラミック」と呼ばれるもので、実はCHANEL J12の「ハイテクセラミック」とは根本的に異なります。

CHANEL J12 H2979

CHANEL J12 クロマティック 38mm H2979

CHANEL J12で使用されるのは「ハイテクセラミック」

「ハイテクセラミック」

私にとっては胡散臭い言葉で、一般的に使われる用語ではなくシャネルの造語なのだろうと思っていたのですが、一般的な用語のようです。ごめんなさい。

ちなみにハイテクセラミックと呼ばれることもあります。

腕時計にハイテクセラミックを最初に採用したのはRADOのようです。

きっと、歯科治療やサッカーシューズの底で使用されるセラミックも、ハイテクセラミックなのではないかと思います。

で、そのハイテクセラミックですが、粘土を焼くのではなく、CHANEL J12の場合は超大雑把に言うとジルコニア(二酸化ジルコニウム)とイットリウムと顔料を混ぜて、高圧で鍛造して高温で熱処理するようです。もちろんその他工程多数ありです。

鍛造(たんぞう)というのは、よく鋳造(ちゅうぞう)と比較されます。

鋳造(ちゅうぞう)というのは、金属など溶かしたものを型に入れて成型する技術で、一方の鍛造(たんぞう)は叩いたり圧力を加えることで成型する技術です。

車のアルミホイールで言うと鍛造(たんぞう)ホイールは、デザインの自由度が限られるものの、丈夫で軽量なものが多く価格が高めです。そして、鍛造ホイールを製造できるメーカーは限られています。鋳造とは格が違う印象です。

CHANEL J12のハイテクセラミックもこれと同じ鍛造になります。

ただし(ハイテク)セラミックというものがすべて素晴らしいのではなく、実際に調合・加工しているシャネルがすごいのだと思います。

CHANEL J12のセラミック生成も工程や設備などかなり大変なようです。

CHANEL J12 ニコイチ

↑「CHANEL J12の新製品?いいえ、単なる魔改造です」参照

割れやすいという少しの誤解

陶磁器=セラミックと考えると、皿のように割れやすいと思ってしまいますが、ハイテクセラミックですので割れやすさは皿とはまったく異なります。

何度かCHANEL J12を胸の高さから木のフローリングに落としてしまったことがありますが、割れたことはありません。皿とは違います。

思っているほどは割れません。

私のイメージ的な予想としては、胸の高さからアスファルトやガラスに落としても割れないと思いますが、胸の高さから硬い石やコンクリートに落とすと割れる可能性があるのではないかと思います。

ちなみに、私のJ12割りの経験は、ブレスレットの長さ調整で、固着していたピンを外そうとしてパワーというか体重をかけたときだけです。(私自身は特に腕力が強い人間ではありません。)

たまに見かけるベゼル割れですが、割れているのはほとんどセラミック以外の部分だったりします。

CHANEL J12 ブラックのベゼル(インサート)はセラミックですが、ホワイトのベゼル(インサート)はセラミックではありません。詳しくは以下の記事を参照願います。

「思っているほど割れない」のも事実なのですが、ほぼ割れない金属と比べるとどうしても「割れる」ということになってしまうのも事実です。

というわけで、CHANEL J12のハイテクセラミックは、金属に比べると割れやすいのは事実ですが、皿のように割れやすいわけではありません。

腕時計をよく落とす人でなければ、割れやすさを気にして購入を避ける必要はないかと思います。

CHANEL J12 H0968 後期

CHANEL J12 ホワイト 33mm H0968 後期

軽いのか重いのか

いろいろなものを読んでいるとCHANEL J12のセラミックは「軽い」とも「重い」とも表現されています。

人それぞれ「何と比べて」など基準が違うのでしょうが、「結局どっちなんだよ!」と思ってしまいます。

個人的には腕時計に用いられる素材としては「決して軽くはない」と思っています。ケースサイズ41mmのクロノグラフが150gオーバーです。

私は「重い」と考えています。

CHANEL J12 H2419

CHANEL J12 ブラック クロノグラフ 41mm H2419

指紋は目立たない

ホワイトもブラックも指紋は目立ちません。

が、クロマティックについては少し目立ちます。

硬いというのは事実

CHNEL J12のセラミックで研磨できないような深い傷は見たことありません。

「海で砂に入れると傷だらけ」という噂については検証中です。でも、これはきっと他の腕時計でも同じですよね?

以下のブログ記事でCHANEL J12セラミックを砂に入れる実験をしてみました。↓

以上、CHANEL J12のセラミックに関する話でした。

後記

最後までお読みくださりありがとうございます。

この他にもCHANEL J12についてたくさん書いています。以下から気になる記事を読んでいってくださるとありがたいです。

また、CHANEL J12に関して気になることがあれば、ブログ内で検索してみてください。検索エンジンでは引っかからないことも見つけられる可能性があります。

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